「ライブアライブ」リメイク版、SFC版途中挫折者がクリアした感想・レビュー【LIVE A LIVE】【ネタバレなし】

2024年4月9日


※出典:https://www.jp.square-enix.com/lal/

はじめに

リメイク版をクリア

結論から書くと、とても面白かったです。

これまでプレイしてなかったのが人生損していたレベルで、あの世で詫び続けなければいけないですね~。

ネタバレなしの感想なので、是非とも未プレイ、興味のある方は安心して読んでほしく、これを機会にプレイしてほしいと思います。

タイトル通り、SFC版は途中挫折し、リメイク版でクリアした人間の感想・レビューになります。
 

10年程前にプレイしたが…

SFC版はリアルタイムでプレイしてなかったのですが、後に名作と聞いて10年程前にプレイしてみました。
原始編、功夫編、西部編、現代編はクリアしたのですが、幕末編の途中で挫折した記憶です。

理由は途中で面倒に感じてしまったり、グラフィックや、1994年発売のゲームなので全般的に古く感じてしまっていたのもありました。
 

今回リメイク版をプレイした理由

そんなこんなでリメイク版です。

人から薦められました。

以前途中で挫折したこともあって、正直あまり乗り気じゃなかったんですが、「どうしても」と薦められたので重い腰を上げてプレイしてみた、というのが本音です。

プレイ中は話の好みだったり、やはり面倒な部分や、リメイク版でもストレスを感じる部分があって、正直”今の2022年のゲームとしてはしんどい“と感じる部分もありました。

とは言え、それでもプレイし続け、幸いにも自分はゲームのネタバレを知らなかったこともあり、終盤からはとても面白く感じ、クリアしたときは本当に素晴らしいゲームだったと感じました。

どう面白かったというとネタバレになるので言えませんが、今までプレイしていなかったのは”ゲーマーとして人生を損していた”ほどのレべルです。

ゲーム終盤に真の面白さに気付くと思うのですが、人によってはそこまで辿り着くまでにストレスもあるかもしれません。

自分もストレスや面倒さを感じながらも最後までプレイして、ゲームをクリアしたときは感動があったり、昔のゲームの面白さを思い出しました。
 

それでは以下、具体的にどこが良くて良くなかったか、ネタバレ無しで書いていきます。

SFCを途中で挫折した、リメイク版新規プレイヤーとしての感想・レビューとなります。
 

良かったところ

中世編~ラストの展開


※出典:https://www.jp.square-enix.com/lal/

中世編~ラストの展開がめちゃくちゃ良かったです。

中世編はSFC版では存在が隠されていたようですが、リメイク版では公式サイトで公開されています。

ただ、どう良かったかはさすがにネタバレなので書けません。

とにかく良かったです。
当時でこれをやっていたのが驚きで、リアルタイムでプレイしていれば良かったと思いました。

2022年の今ではよくあるネタの一つになっているかもしれませんが、是非ご自分でプレイしてみて、1994年にこれをやっていたということを想像してもらえたらと思います。

是非プレイしてほしいです。
 

HD-2Dのグラフィック

オクトパストラベラーで使われたHD-2Dの技術が使われています。
好評だったようで、既にトライアングルストラテジーや今後スクエニこの技術で使うゲームが増えるようで、ドラクエ3のリメイクでも使われることになっています。

昔のドット絵のゲームをリメイクするには最適で、2Dなのに奥行きがあったり、光のエフェクトなどが綺麗でした。
キャラクターもドット絵ですし良いですよね。

今作のリメイクにあたってはHD-2Dという選択はとても良かったと思います。
 

音楽

今作の下村陽子さんの音楽は、どんどんゲームをプレイするにつれて、スルメのように噛めば噛むほど馴染んできて素晴らしいですね。
サントラも買いました。

ゲームや場面にすごく合っていますね。

そして良い曲が多すぎるのですが、特に人気曲のMEGALOMANIAはもちろん、幕末編のバトルのノリや三味線のベースラインや、魔王への叙曲、届かぬ翼などが好きです。

また、ゲーム中、メインテーマや幾つかの曲を色んな場面で繰り返しアレンジして使われることで、作品としての一貫性やテーマがより表現されていますね。
素晴らしいです。
 

余談ですが、下村陽子さんは昔カプコンでスト2も作曲されていましたが、自分は昔スト2が大好きでサントラを今でも持っています。

ライブアライブの現代編は格闘ゲームのオマージュですが、戦闘BGMがSFC版のスト2のケンステージっぽくて、特にオリジナル版はそう聞こえますw
確かそのように作ったという話も聞いたような…セルフパロディですよねw
この曲はオリジナル版の方が好きかもですw

そして現代編のバトル曲(SFC版)が好き過ぎて、作業用BGMを作ってしまいましたw

 

豪華声優さんの起用

キャラのイメージと声が合っていますね。
特に豪華ベテラン声優や人気声優さんが使われていて、演出が良くなっていたり感情移入がしやすくなっています。

大塚 明夫
大塚 芳忠
銀河 万丈
千葉 繁
若本 規夫
中尾 隆聖
井上 和彦
玄田 哲章
古川 登志夫
関 智一
石田 彰
緒方 恵美
櫻井 孝宏
杉田 智和
中村 悠一
下野 紘
沢城 みゆき
などなど。
影山ヒロノブ(「GO!GO!ブリキ大王!!」の歌)
※敬称略、順不同

 

賛否両論点

オムニバス形式の多種多様な世界の物語


※出典:https://www.jp.square-enix.com/lal/

これこそがこのゲームの最大のウリなのですが、色んな物語、世界を楽しめる反面、プレイヤーによって好き嫌いの好みが分かれ、全ユーザーが最後までゲームをクリアできるかちょっと気がかりです。
 

オリジナル版を尊重するが故に、今の時代ではどうかなと思う部分も

リメイクによって、調整や改良された部分もありますが、オリジナル版を尊重してるが故に、ゲームバランスや難易度が今の時代に適しているか疑問な部分があります。

オリジナル版からですが、攻略を知っているかどうかで全然難易度が変わってくるところもあり、それによってゲーム進行でのストレス度が変わってきます。
個人的に原始編、近未来編の一部がしんどかったです。

ヒントも無かったりするので今の時代としてはちょっとどうだろうと思うところです。
とは言え、基本はオリジナル版をプレイしたファン向けのゲームに感じるので、これは仕方ないのかなと思います。
 

キャライラスト

オリジナル版は各漫画家さんがキャライラストを描いていますが、リメイク版ではスクエニの生島直樹さんが担当されています。

個人的に色んな漫画家さんの味を違和感なく描かれていていいなと思っていますが、オリジナル版では各漫画家さんが担当されていたのがウリでしたので…。

とは言え、元々の漫画家さんに依頼するのも今の時代では色々大変そうですね。
特に青山剛昌さんは名探偵コナンで大ブレイクして今依頼したらべらぼうな金額になりそうですし…。
SFC版ライブアライブの1994年開発当時は、連載していたYAIBA!が終わり、コナンを連載する合間だったらしいです。
 

良くなかったところ

テンポが悪く、ロードも多い

リメイク版で一番良くない点です。

■1:ゲームを立ち上げると各メーカーのロゴなどが表示され、そしてセーブデータをロードしてゲームをプレイするにも40秒くらいかかる
ゲームのやり直しをするときはストレスでした。
※今作や他のゲームでも、フィールドからオプション画面→ロードはできても、バトル中からはロードはできないので、バトル中にやり直したい場合はゲームを再起動し直さないといけないのがストレスですね…。

■2:ゲーム道中やイベント中での細かいロードが多い
道中での画面切り替えなどのロード時間そのものは短いんですが、イベント中などにも細切れで頻繁にロードが入っていて煩わしいし、興ざめしてしまうという部分がありました。

■3:戦闘と移動ももっさりテンポが遅く感じてしまう。
もっとテンポ良くしてほしかったか、あるいは倍速機能があると良かったです。

■4:オリジナル版踏襲もあり、フィールドの移動は昔のRPGが故に、お使いで色んなところを移動させられることが多いのでストレス
ゲームによってボリューム感を多く見せたり、プレイ時間を水増しするために、お使いで移動させられるのは今の時代どうかなと思ったり、少なくとも自分にとってはストレスでした。
また、とある場面でパーティーの入れ替えもできるのですが、これもオリジナル版通りのようで、どこでもできるようにしてほしかったですね…。

■5:ボスの連戦も途中で全滅するとその場からやり直しできずゲームオーバーで、あくまでセーブデータからのやり直し。
これもオリジナル版踏襲みたいですが、今の時代基準で考えるとちょっとストレスでしたね。

とは言え、これらストレスを感じた部分も「昔のゲームはそうだったなぁ」と思い出して、我慢して耐え抜いてクリアしてエンディングを見たら、達成感と感動がありました。
元々オールドゲーマーの自分だったからそう感じたと思いますが、最近の若いプレイヤーだとどうなのかな~と気になるところです。
 

細目にセーブを分けて保存しておかないとかなり前からやり直しをさせられる場合がある

ゲームで全滅するとセーブデータからやり直しで、最近のゲームのように直前からやり直しではできません。

一応、オートセーブはあり、直前のシーンが切り替わる前でセーブされており、そこからリスタートはできます。

ゲーム中のヒントのTIPSで「こまめにセーブしましょう」と表示されるのですが、人間なのでやっぱり忘れることもあるわけです。

ただしオートセーブはあっても、ボスが強くて先へ進めず、ロードしてやり直そうとしてもそのボスとの強制戦闘が始まり、戻ることもできない詰まりポイントもありました。
そんなときセーブをこまめに残してないと数時間も前のデータからやり直しさせられるのはショックでした…。

昔のゲームはそういうのが当たり前でしたが、さすがに今の時代だったり、個人的に大人になるとゲームに割ける時間も限られるので、無駄な時間の消費をさせられるのはしんどかったです。
 

ボイスで名前を喋れない

今回のリメイクではセリフにボイスがついていますが、プレイヤーキャラに名前をつけられる仕様上、その名前を喋ることができません。
その場合は、最近のゲームでよくあるような名前を喋る代わりに「あなた」「おまえ」など違う言葉に置き換えて喋ります。

とは言え、せっかくの演出で声優さんが喋っているところで、何も名前を読み上げない部分が多く、残念、不自然に感じた部分がありました。

デフォルトのキャラ名の場合は喋ってくれるとかあれば良かったかな、と思いましたが、任意で名前を付けた人とボイスオンオフの差をつけるのもどうなんだろう…とも思い、なかなか難しい問題ですよね。

とは言え、名前を喋ってくれないのはせっかくのあのイベントシーンではちょっと残念でしたね。
 

戦闘中敵の後ろに回り込むと、体力ゲージなどUIが見えなくなることも

グラフィックがHD-2Dになり、戦闘中に敵の後ろに回るとキャラが見えづらくなりますが、HPなどのゲージのUIまで見づらくなってしまいました。
(一応、何かボタンを押すとパーティー全員のステータスを見られるようですが、自分はその存在もよく気付いていなくて使っていませんでした)
 

総評・まとめ

細かい不満点はあるが、プレイして良かった

内容としては1994年のゲームですが、もしリアルタイムでオリジナル版をプレイしていたら、自分の人生の中でかなり影響を与えていたゲームになっていたと思うほどです。

ただ、グラフィックもHD-2Dを使用といいつつも、仕方ないんですが、最近のゲームと比べると地味に見えてしまうのがもったいないように思います。
プレイすれば面白いんですが、それも最後までクリアすればこそ…というようにも感じます。
この点について、オリジナル版もリメイク版も見た目の印象がもったいないように感じています。
 

また、各物語の話も好みや内容によってプレイしづらいものがあるかもしれません。

しかし、ゲーマーならば最後まで是非やってみてほしいと思います。

もしライブアライブの内容やネタバレを知らない人は幸せです。
是非ネタバレをくらわないうちにプレイしてみてください。

オリジナルが1994年のゲームと考えると、バラエティに富んだ挑戦的な内容で、驚きの展開もあったりします。

個人的な好みですが、物語については1994年先に発売したFF6よりも、まとまりやテーマもしっかりしていて素晴らしいと思うほどの名作です。
 

ちなみに私のプレイ動画

YouTubeでライブアライブのプレイ動画です。

元々格ゲーが好きな人間なので、現代編はお気に入りのキャラや世界観でした。

 

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無料体験版をプレイしよう


※出典:https://www.jp.square-enix.com/topics/detail/2180/

無料体験版で「幕末編」「功夫編」「SF編」の序盤がプレイでき、製品版へセーブデータの引き継ぎもできるようなので、試しに是非プレイしてみてください。

そして、好みの問題もあると思いますが、是非製品版の最後までプレイしてみてください。
全てを終えたとき、あなたにとってライブアライブは伝説のRPGになっているかもしれません。