【画像あり】「シン・ゴジラ」Blu-ray、特典ディスクの面白かったところ。その2
前記事、その1からの続きです。
人物関連
「ZARAはどこ?」というシーンですが、最初は座りっぱなしでだったため、立たないとその恰好が分からないということで、撮影時に立って演技するようになったようです。
NGシーンもあり。
こうしたNGシーン特集、自分は昔テレビでよく見ました。面白いですw
「自衛隊の弾を国民に向けることはできん!」のシーンですが、その後、立って「できるわけがないだろう!」という演技もあった模様です。
タバ作戦失敗の未収録シーン、意外な総理像としてのアドリブでした。
NGシーンのセリフとしても、
「生きたいんだよ…生きようぜ!?」
「考えろ…みんなで考えろ!」
「君たちは国民から選ばれた優秀な人間だろう!それを私一人に…」
「下を向くな!」
などと怒鳴ったりしていたようです。
机の上の紙を丸めて投げつけたり、最後は部屋から出ていってしまいます。
これはカットと言わなく、ずっとカメラが回していたので、そのままアドリブで演技したそうな。
大杉漣さんのアドリブでの総理像でしょうけど意外なシーンでした。
お茶目な市川実日子さん。カメラを回してないと思って変顔してますw
iPhoneで撮影したシーンも多くあるようで、その小さい特性を活かして色んなアングルから撮影したそうです(ジ・アート・オブ・シン・ゴジラより)。
これはノートPCのようにはめ込んでますね。なるほどそうやってたのかぁと。
そして最後、長谷川博己さんがそのノートPCをたたむのですが、たたみかたが特殊で指を変な風に曲げないといけなかったという。
それを真似した市川実日子さんw ジョジョっぽいですw
ヤシオリ作戦成功終了時のシーン。
最初はみんな作戦成功で喜んだ演技だったのですが、監督が「大勢の人が死んでいます」と厳しい指導が。
これまでの笑いがあるような感じではなく重い感じでした。
確かにそうですよね。この映画が目指していたのは徹底したリアリティ。実際に人が死んでいることを想定すると…。
なお、ジ・アート・オブ・シン・ゴジラを読むと、撮影現場は実際ピリピリしていて、庵野監督も怒っていることが多かったような感じだった模様。
なので、NGシーン等を見て、意外に笑いもあったりしたんだなと思いました。
特撮・CG関連
映像のテレビに挿入されるニュース映像です。実際にありそうな感じで作ってありますよね。
特に上の2つは3.11を思い出されちゃいますよね…。
日米安保、対アメリカについても表現されていた作品でした。
大戸島の伝承にある海神「呉爾羅」から命名。これは初代から引き継いでいますね。
ショッキングな閣僚11名死亡映像。
こんなことがリアルで起こったらと思うと…。
…と、ネコでちょっと癒されくださいw
これは何の映像かというと通販番組の映像。
未収録の予備用?として通販番組やバラエティ番組、被災現場でのインタビューなど収録していたようです。
ちなみに「ホワイトショッピング 白組」に笑えますw(CGやVFXを制作していた会社です)
この映像も白組が制作したんでしょうねw
以下からはプリヴィズやCG等のメイキング。
プリヴィズ時は、絵コンテを入れ、仮CGの動画で声優がセリフを言う映像編集で作成。
要は動く絵コンテのようです。
テスト映像とのことですが、この怪獣が気になるw
大人気の無人在来線爆弾の方々。
設定が細かいw
本編未使用でしたが、一部シーン、ギニョールでの撮影もしていたとのこと。
特撮シーンの一コマ。
全てがCGではなく、こうした特撮との融合がありました。
特撮文化も残していってほしいですね。
野村萬斎さんのモーションキャプチャーでゴジラが1回転ジャンプをする図。
ジ・アート・オブ・シン・ゴジラに載っていたので是非見てみたいと思っていたら収録してくれていましたw
さすがに本編ではありませんでしたが、ゴジラが1回転ジャンプするという貴重な映像ですw
他にも見どころは色々ありましたが、気になった方は是非BDを買って見ましょう!
映像だともっと面白いですよw
他にもジ・アート・オブ・シン・ゴジラでも詳しく載っているのでオススメです。
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