【画像あり】「シン・ゴジラ」Blu-ray、特典ディスクの面白かったところ。その1

2019年4月15日

特典ディスクI、IIで興味深かったところ、面白かったところを記事にしてみました。
 

完成報告会

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主演3人の感想と役柄・演じてについての質問・回答や、庵野監督の「エヴァは魂を削っていく作品」「今回の作品作りに救われた」のコメントが興味深かったですね。

監督もシンゴジによってQから持ち直してくれて良かったです。ゴジエヴァ交響楽パンフにも「シンエヴァについてかなり気分が変わった」と書かれてますし。期待したいところです。

なお、テレビで見ましたが、「(この作品で)日本映画の何かが変わればいいな」という発言は収録されてませんでしたね。さすがに色々まずそうですしw
 

「初めてのゴジラ」の設定理由
まず一応補足ですが、初代ゴジラ以後のゴジラシリーズ作品は、初代ゴジラが存在した世界観で作られています。出てくる登場人物はゴジラの存在を知っている世界観なのです。

しかし、シンゴジは初代ゴジラも無かった世界観で作っています。
自分も子供の頃からゴジラシリーズを見ていましたが、あまりに初代が偉大過ぎて、東宝側サイドの意向もあり、これまでのゴジラシリーズはその呪縛から逃れられなかったと感じていました。

それについての庵野監督のコメント。
「特撮は現代社会(現実)に異物が現れた面白さ」
「現代社会に初めて出てくる」
「最初のゴジラで充分。越えられない。(自分が作るのであれば)最初のゴジラの衝撃に近づきたい」

とのこと。

その固定概念を崩したのがやはりすごいですね。まさしく今の現代社会で唐突に正体不明生物が登場した衝撃がありました。それは唐突に現れる自然災害としても表現していました。
 

シンゴジが何故フルCGについての質問について
(着ぐるみかフルCGかが先じゃなく)映画に合わせる。フルCG→映像表現の選択肢。
CGの人間的じゃない部分。
シンゴジの目は人間を見るために下を見ているとのこと。それは初代と同様。

CGがどんなに頑張っても冷たさ・無機的な部分があるのは、自分も他のCG作品やゲームで感じていましたが、逆の発想で初代の着ぐるみのように無機的で何を考えているか分からない怖さを表現しているという。いやー、初代に近づきたい思いも分かりますね。
 

「日本はまだまだやれる」
主演の長谷川博己さんが何度も言ってますねw ホントにそうしたメッセージも感じ取れる映画でした。
 

歌舞伎町ゴジラロード

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公開前に新宿歌舞伎町、TOHOシネマズ前にてレッドカーペットを広げてのセレモニー。その通りはゴジラロードと名付けられたようです。

テレビの特番でも見ましたが、やはり東宝にとって「ゴジラは看板作品」を感じます。
 

初日舞台挨拶

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庵野総監督ではなく樋口監督登場ですね。
日本アカデミー賞もそうでしたが、代わりに樋口監督が出席していました。昔から庵野監督は表舞台に登場するのは好きじゃないと思ってますw でも最近は昔に比べて露出やファンサービスも増えた気がしますがw
 

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▲檀上から去るときの石原さとみさん。笑顔が可愛すぎw

おまけ記事
【ネタバレなし】ドラマ「失恋ショコラティエ」が面白い。石原さとみのブリブリ感、可愛すぎ。
 

発生可能上映の映像

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LINE LIVEで中継見てたけどやはり面白かったですw
ドラマ「アオイホノオ」を見てたので楽しめましたw

頭に山手線電車の被りものをしたコスプレの人や、特にヤシオリ作戦の「一気!一気!」などに笑えるw よく思いつくなぁw

また、ラストで庵野監督も登場。
島本先生とのやり取りが旧友同士の微笑ましいタメ口トークで面白かったですw
チケット販売が開始わずか7分完売だったとのことだけど、次は3分だったらガンダムネタが使える!や記念撮影でのウルトラマンポーズなどのオタトークが微笑ましいw
 

女性限定鑑賞会議

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片桐はいりさんが登場すると大人気w ちなみにご存じのように1シーンのみの登場で、役名は無しなんですがw

松尾諭さんのペットボトルを出しての「まずは君が落ち着け」の名シーンも、アドリブで何パターンもやり、ペットボトルを投げつけるが、長谷川さんが受け取れず余計怒ったりするという始末だったとのことw しかもそのNGシーンも収録してありますw

塚本晋也さんの「小型化だけでなく、有翼化し、さらに飛翔する可能性がある!わー!」というシーンも、どういう演技でするか模索してて、最初はテンション高くてアゲアゲなタオルで顔を拭いたりする演技だったようですw この辺りのやりとりも笑えますw しかもこちらもNGシーンで収録してくれるサービスぶりw 隣の市川実日子さんが笑い抑えているのに必死すぎw

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全国一斉!発生可能上映

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ゴジラの核分裂について「尾頭さんの言うことが正しかったということか」の「ごめんなさい」はアドリブ。(なお、イスでクルクル回るのもアドリブ)。

観客からの質問で「無人在来線爆弾のアイディアはどこからきたか?」について、庵野監督は「たまたまプロットで思い付いた」と。(これらはジ・アート・オブ・シン・ゴジラにも書いてあります。)

高橋一生さんを始め、このトーク会は映画ネタも結構使ってくれてますし、グダグダになってて笑えますw

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途中で長谷川博己さんまで登場w 「君が落ち着け」ネタを松尾さんに行うというw
 

●市川実日子さんが監督に「ゴジラ次回作についてやるんですか?」

また、市川実日子さんの天然っぷり(?)がすごくて、庵野監督に「次(続編)やりたいですか?」と聞いちゃう始末w 他の人はそんなこと聞けないと言ってますw

監督の返答は「いいです(やらないです)。東宝がやらせてくれないw 東宝が決める」と言ってますw
 

なお、丁度最近、ゴジエヴァ交響楽でゴジラ次回作について話題になりましたが、やはり監督的に今のところは「やらない」意向が強いでしょうねw さすがにシンエヴァがありますからw
 

とは言え、個人的な予想では、東宝的にはこれだけの実績を出した庵野監督にまたお願いしてると思うんですけどねw あとは庵野監督次第かなと。

また、ジ・アート・オブ・シン・ゴジラにも書いてありますが、制作時に東宝とも結構揉めたようで、予算や東宝の出した脚本の要望なら自分は監督から降りる、ような発言までしてたようですし。

ただ、いずれやるにしてもシンゴジ続編ではなく、また世界観や設定をリセットした新しいゴジラな気がします。シンゴジはあれ以上話を続けるのは厳しいと思っているので…。
シンゴジ第五形態はヒト化のようになるのですが、東宝的にも二足歩行ゴジラを望んでいると思いますし。他にもゴジラが動き出したら核攻撃、東京は壊滅した状態などありますし、もしこれ以上続けたとしても面白くなるのかなぁ…とw

ちなみにシンゴジの精神的続編は巨神兵現るっぽいなぁと思っていますがw

話が逸れてしまいました。
このあたりの個人的意見は、いずれジ・アート・オブ・シン・ゴジラ感想や、改めてシン・ゴジラを見直しての感想記事に書こうかなと思っています。
 

 

「シン・ゴジラ」Blu-ray、特典ディスクの面白かったところ。その2」に続きます。
 

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