【ゲーム】ニンテンドークラシックミニで収録してほしい個人的30選【後編】

2019年3月22日

ニンテンドークラシックミニで収録してほしい個人的30選【後編】
前編からの続き。

ファミコン世代の自分が選ぶ、超個人的ニンテンドークラシックミニに収録してほしい30選。

版権モノのゲームを含め、ドラクエは含んでいません。売上は国内。順不同。

16. ドラゴンボール 神龍の謎

メーカー:バンダイ
発売:1986年11月27日
売上:120万本
版権ソフト

 

超人気漫画のゲーム化!
……でも、いやー、このゲームは難しすぎてクリアできた人は少ないんじゃないでしょーか?w 自分はクリアできませんでした…。

ゲームはアクションゲームで、悟空の体力は何もしなくても徐々に減っていきます(悟空の腹が減るという意味かな)。
体力回復方法は、道中でホイポイカプセルや、倒した敵からランダムに出てくる回復アイテムです。しかし、ステージ終盤では体力が減るスピードが早くなり、しかも体力回復アイテムも出にくくなるという始末w この鬼畜仕様が特に難易度が高い理由です。

自分は子供の頃はゲームが得意な方だったと思いますが、それでも頑張って「其之十三 ジャングル王ビンボ」のステージのボス、ビンボ(そんな名前なのか)で力尽きました。当時小1~3くらいのときでしょうかね

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▲ビンボ
出典:https://www.youtube.com/

その数十年後、大人になって攻略サイトを見ながらまたプレイしてみました。そのボスはなんとか倒せたのですが、ラストステージ「其之十四 コンペイ塔」前半あたりで力尽きました…。きっつー。

もちろんこのゲームにはコンティニューやパスワード、セーブ機能なんてものはありません
でも昔はこんな理不尽なゲームばっかりだったですからねー。昔のゲームは「クリアできるならクリアしてみやがれ」という挑戦的なゲームが多かったと思いますw 今の子供たちに是非プレイしてみてほしいですねw

また、このゲームでは設定もよく分からなく、何故かアイテムのギャルのパンティで悟空の移動速度が速くなります

そんな理不尽且つ、よく分からないゲームでしたが、改めてファミコンブームとはすごかったんでしょうね。このゲーム、売上120万本ですよw もちろん原作人気もありますが、内容は…w

その後エンディングの動画を見てみましたけど…うーん、これは…^^;
結局クリアできずじまいのゲームで悔しい思いもあり、いつかクリアしたいゲームですねw

17. ドラえもん

メーカー:ハドソン
発売:1986年12月12日
売上:約115万本
版権ソフト

 

同じく版権モノソフトですが、メーカーはハドソン。やはり難易度は高いけど、クオリティは高い。ゲームのギミックも面白くてBGMも良いですね。

ゲームは映画を題材にした3つの大きなステージに分かれていて
・ワールド1 開拓編(アクション)
・ワールド2 魔境編(シューティング)
・ワールド3 海底編(画面切り替え式のパズル的アクション?)

で構成。

開拓編:終盤のコーヤコーヤ星がきっつー。
魔境編:シューティングなのに上下にもスクロールして面白く、BGMも好き。
海底編:パズル要素がめんどいw 宝箱から出るドラゴンが音楽も相まってすごく嫌いでしたねぇ。

難しいゲームですが、よくできているゲームだと思います。

18. ダウンタウン熱血物語

メーカー:テクノスジャパン
発売:1989年4月25日
ファミコンクラシックミニ収録

 
“かなりアレンジで盛ってる”PV風動画。BGMもカッコイイ!

格闘系アクションが好きだったのでこのゲームも好きでした。
キャラのディフォルメや動きなどグラフィックも良く、自分好みにキャラをパワーアップさせたり、対戦としても遊べたりと、全般的にクオリティが高かったです。テクノスジャパンのBGMはカッコイイですね。

ただ、ゲームは短く、結構カンタンにクリアできちゃうので、もうちょっと手ごたえがあったら嬉しかったです。あと、一度敵を転ばせたらそのまま起き上がりハメ殺せてしまうのももったいなかったですね。

ラスボス……は、ほとんど印象になく、むしろその手前のりゅういち・りゅういじの方がインパクトありましたねーw ダブルドラゴンの自社パロディ。BGMはダブルドラゴンのテーマ、カッコイイ

19. ファイナルファンタジーII

メーカー:スクウェア
発売:1988年12月17日
売上:76万本

 

言わずとしれた国民的RPGの第2弾。
RPGお決まりのレベル概念がなく、各武器や魔法を使用した回数によって強くなる熟練度システム前衛的で攻めてるシステムで、とっつきにくいけど、それが後のサガシリーズに繋がったとも言えますね。

シリーズの中でも世界観やストーリー、BGMもシリアスで物悲しい暗い雰囲気ですが、それがまた子供に媚びたものでなく雰囲気があって良かったですね。FFシリーズも最初の頃は純ファンタジーな世界観でした。

裏技も結構あって、魔法を戦闘中装備して攻撃するとめちゃくちゃ強かったり、スタートのアルテアの街からセーブを繰り返していきなりミシディアの街にも行けたりしましたしw

ミンウが命を賭して得られる究極魔法アルテマの強さは、あぁ…無情。

音楽はさすがイイですよね。特に反乱軍のテーマ、古城、ミシディアの塔、パンデモニウム城、ボス戦が好きです。

名言も多し。
「てったいしなければ ならかった」←OPでの誤字
「のばら」
「きさまら、はんらんぐんだな!」
「……ゴクッ……」
「くそっ!おうじょに ばけていたな!」←「くそっ」ってなんだよw
「ウボァー」

20. 北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ

メーカー:ログインソフト
発売:1987年6月27日
版権ソフト(?)

 

メーカーの都合によって、ファミコン版は配信されていないレアなゲーム。

原作はPC版のアドベンチャーゲーム。
ドラクエの堀井雄二さんが脚本で、ところどころドラクエネタも仕込んであります。

ファミコン版ではファミ通でマンガのべーしっくんを連載していた荒井清和さんのグラフィックが良かったです。
当時としてはシナリオやグラフィックが良く、キャラも口パクや瞬きもします。
BGMもファミ通編集者でもあったゲヱセン上野さんが担当。曲も全般イイですが、特に終盤パートの追跡の曲が最高。

北海道を旅行しているような気分にもなれました。今だ北海道は行ったことがないので、オホーツク巡りで名所を回りたいなぁ。ゲーム序盤で出てくる高田馬場のさかえ通り、実際に自分が上京して現地へ行ったときは感動しましたw

ヒロインのまきこさんの、このワンシーンの顔、堀北真希さんに似てませんか?w
ohotsuku_makiko
出展:http://37432029.at.webry.info/

あと、この”さかぐち”という人物、……あのヒゲの坂口さんがモデルな気がw
ohotsuku_sakaguchi
出展:http://blog.livedoor.jp/

BGMも名曲でシブイ曲もあったりします。
・NameEntry Password
・繁華街(栄通り/高田馬場)
・ばしょいどう2(第2部:網走 北浜 知床 ウトロEtc)
・追跡(終盤 ばしょいどう 紋別 Etc)
・炭坑(夕張)
が好きです。

浴場でバスタオル1枚の姿で登場した彼女がバスタオルを取ってオールヌードを披露する裏技が存在するが、堀井によれば徹夜続きでハイになっていたスタッフ間で、1ドットだけ見える乳首の色をピンクにするかどうかで激論になったという。

引用:wikipedia

▼良いコは見ちゃダメ ><

 

シナリオ、グラフィック、BGMなどクオリティが高いゲームです。
心底、VCなどでファミコン版の配信やってもらいたいです…。傑作です!

あー、このゲームだけで記事書けそうw

21. 月風魔伝

メーカー:コナミ
発売:1987年7月7日

 
某N社の源○討○伝のパ○リと一部言われてるゲームですが、これはこれで名作です。そもそも自分は当時ゲーセンに行ったことなかったのでそれすらも知らなかったけど…w

和のテイストとBGMが至高。フィールドとラスボス龍骨鬼の曲が神ですねー。当時のコナミ、矩形波倶楽部は神でした!

3D面が苦労したなぁ。後にVCでようやくクリアしましたw

落とし穴に落ちたときだけ「死」と出る演出、なんなんでしょうかw カラテカを彷彿させられますw

22. ケルナグール

メーカー:ナムコ
発売:1989年7月21日

 
戦闘は格闘アクションでアドベンチャーパートはRPG風。
モーションも多彩。RPG部分ではキャラ育成が楽しかったですね。

23. キャプテン翼

メーカー:テクモ
発売:1988年4月28日
版権ソフト

 
キャラゲー=クソゲーの定説を覆した名作!

そしてサッカーゲームなのにシミュレーションゲームなのです。

ファミコンなのにグラフィックと演出が素晴らしく、グラフィッカーのセンスを感じます。BGMも良いです。

ストーリーはマンガの原作準拠で、西ドイツがラスボス(チーム)のジュニアユース大会まで。
フランスでは岬くんを探すのがアドベンチャーゲームパートになっています。岬くんを仲間にできないと精神的にショックw

原作を知らなくても楽しめるゲームだと思います。

冷静に考えると、日向のタイガーショットなどは敵やゴールキーパーまでふっとばして、さらにゴールネットまで突き破るってどんなシュートやねんw

もりさきくんはいいキャラしてます。
「そう なんどもぬかれてたまるか~!」
「もりさきくん、するどいパンチング!」
「だが とどかない」

24. キャプテン翼II スーパーストライカー

メーカー:テクモ
発売:1990年7月20日
版権ソフト

 
前作を更にパワーアップさせた傑作!

ストーリーはファミコンオリジナルだけど、それがまた良くできていて、原作漫画にも反映されたほど(らしい)。

BGMは後にコナミのときメモで活躍するメタルユーキさん。このゲームのBGMはサイコーで今でも聴いたりしてるほどです。

ラスボス(チーム)はサッカー王国ブラジル。
途中、翼率いるサンパウロFCの試合相手が全日本(日向、岬、立花兄弟、若島津など有名選手ばかり)のときは燃えましたねーw まさか前作でプレイヤーキャラだった選手たちが敵になるとはw
まだ、翼抜きの南葛FCで試合を進めていくときは翼の存在は大きかったと痛感しますw

また、翼がドライブシュートよりも強力な「サイクロン」という技を習得するのですが、万能すぎて強すぎかと^^; ボールに回転かけて蹴り上げ、それをさらにドライブシュートで回転かけたシュートなのですが、「高いボール」のときにボールを胸でトラップして回転させるのはムリでしょw

そういえば小学校の体育のサッカーの時間で、サイクロン、スカイラブハリケーン、三角跳びごっこやってましたねーw みんなやってたでしょw

名言も多し。
「おまえにも いずれわかるさ。それまでせいぜいがんばるんだな。」
「ちなみにイールとはうなぎのことだ。かばやきにするとうまいぞ。」

ファミコンのキャプテン翼シリーズはVCで配信してほしいですねー。

25. スーパーマリオブラザーズ3

メーカー:任天堂
発売:1988年10月23日
売上:約384万本
ファミコンクラシックミニ収録

 

説明不要のシリーズ第3弾。
3ではグラフィックや操作が一新、マップがついて、マリオブラザーズの面で対戦もできたり、総合クオリティが高いですね。ステージもバラエティに富んでいて、単色でのポップなグラフィックセンスも素晴らしいです。

スターを取ったときの回転ジャンプがカッコイイ。

セーブ機能があるならワープしないで通しでプレイしたいです。

26. ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者

メーカー:任天堂
発売:●前編→1988年4月27日 ●後編→1988年6月14日
売上:●前編→販売:21万本、書き換え:31万回 ●後編→販売:17万本、書き換え:24万回

 

殺人事件の真相を突き止めるミステリーアドベンチャー。
ホラーテイストで怖かったです。シナリオも良く、主人公の生い立ち関連の話は泣けます(今でも)。

BGMも良く、特にOP、捜査時と空木事務所、真相の曲が好きです。

27. がんばれゴエモン2

メーカー:コナミ
発売:1989年1月4日

 

二人同時プレイができるのはイイですね。ただ、クリアするまでの時間が長いのにパスワードやセーブ機能もなかったので結局クリアできませんでした…w

操作性やグラフィックも良く、BGMは音源もすごいし、昔の日本の情緒溢れる粋なメロディが最高です! 作曲の一人、山根ミチルさんはドラキュラシリーズ後期や幻想水滸伝(3、4)などにも着手していたようですね。個人的には出たな!!ツインビーがそうだったのか、と。

▼ゴエモン2のBGMは素晴らしいので是非聴いてみてもらいたいです!

28. ファミコン探偵倶楽部 PARTII うしろに立つ少女

メーカー:任天堂
発売:●前編→1989年5月23日 ●後編→1989年6月30日

 

続編だけど、ストーリーはPARTIの前のお話。
こちらもシナリオ、演出、BGMが良いです。ラストの場面が怖くて、当時ネタで友達の家でみんなガタガタ震えて遊んでましたw

後に1998年にスーパーファミコンでリメイク版で出ました。そちらは総合的にクオリティが高くなってますが、怖かったのはこちらのファミコン版なんですよねぇw なお、PARTIもリメイクされずじまい…。リメイク出してほしいですねぇ。

29. ファイナルファンタジーIII

メーカー:スクウェア
発売:1990年4月27日
売上:約140万本
ファミコンクラシックミニ収録

 

FFシリーズ第3弾。
シナリオ、システム、グラフィック、キャラの多彩さ・アニメーション、BGM、ユーザーインターフェース向上など、ファミコンでココまでできるか!というくらい総合的にクオリティがズバ抜けています。

FF1のジョブシステムがパワーアップして、種類も多く、より臨機応変に使えるようなり、召還魔法は今作から新たに登場しました。

バトル中のダメージや回復の数値がウィンドウではなく、ポップアップ表示になったのはすごいと思いました。その後のゲームで多く浸透するきっかけになったと思います。

また、ファミコンの通常性能の限界をプログラマーのナーシャジベリが独自のプログラムでその性能以上に引き出していたりするのがすごいですw ノーチラス号の倍速スピードなど。

音楽も特に今作から方向性が確立された印象がありますね。悠久の風、バトル全般、果てしなき大海原、水の巫女エリア、クリスタルタワー、闇のクリスタルなどなど名曲多し。

思い出としては、暗黒の洞窟に魔剣士一人で立ち向かったのですごい時間かかって、ようやくボスを倒し、2、3時間かけてダンジョンの帰りの道中のところ、父親にファミコンのACアダプタを蹴られてゲームが止まってしまったのにはキレましたwww

ラストタンジョンの長さは、ファミ通で吉田戦車さんにも言われたからか、次回からセーブポイントがつくようになったとも言われていますねw

まあ、メジャーなソフトなので、みなさん知ってることだろうし、あまり自分が語る必要ないかなとw

30. 大怪獣デブラス

メーカー:データーイースト
発売:1990年12月21日

 
ファミコン後期に発売されたマイナーなゲーム。
要は特撮ファン向けのシミュレーションゲームですね。

リアルタイムプレイしたのですが面白かったです。
プレイヤーは地球防衛軍側で、ゴジラのような怪獣デブラスから地球(日本)を守ることです。ストーリーや特撮ファンならニヤリとする設定や演出のパロディ、グラフィックやアニメーションのクオリティも良かったです。

で、久々に動画でOPを見直したら「やまねはかせ」って、初代ゴジラとまんまじゃんw

ゲームとしてはステージにもよりますが、序盤はサイコロの出目によってゲーム難易度が極端に変わってしまうというのが惜しかったです。確かセーブしておいて1ターン前に戻ればいい話なので許容範囲内ですが。

最近自分はシン・ゴジラで特撮映画に再燃していることもあってか、またプレイしたいゲームですね。個人的にオススメです。特にゲーム好きの特撮ファンにはプレイしてもらいたいですねw ゴジラのゲームも色々出ましたが、プレイヤーは防衛軍側の方が面白いと思っています。
 

総評・まとめ

以上、超個人的に収録してほしいゲーム30選でした。

振り返ると、自分は対戦・格闘系ゲームが好きだったんだなぁと改めて分かりました。後にストリートファイター2にめっちゃハマりましたしw

ファミコン時代は玉石混交、たくさんのゲームが出ましたし、当時の小学生はカンタンに名作も全てをプレイできる環境でもなかったと思うので、未プレイのゲームもたくさんありました。MOTHERとかMOTHERとか。

また、ファミコンのゲーム時代は、いわゆるクソゲー・バカゲーも多かったですが、逆に前衛的なゲームがあって面白かったですね。思い出補正もあるかもしれませんが、決められた制約の中でいかに発想・アイディアを駆使した作品こそ傑作が創られると思います

版権モノの名作も諸事情で出ないものがあるのですが、なんとか発売・配信してもらいかったりもしますね。このまま埋もれてしまうのはもったいないです。

本家ニンテンドークラシックミニは、発売4日間で26万3千台の売上とのこと。すごいですね。やはり数あるゲーム機の中でもみんなの中で「ファミコン」は別格というのも分かります。自分はリアルタイムでプレイできて良かったなーと常々思いますw とは言え、そうでない人もニンテンドークラシックミニなどレトロゲームをプレイしてみると新たな発見や、世代を越えたゲームの楽しみが生まれるかもしれませんね。

なお、今度スーパーファミコンで超個人的に選ぶ30選も書いてみたいと思います。
 

以下、実際に発売されているニンテンドークラシックミニ収録ゲーム一覧です。

ニンテンドークラシックミニ収録ゲーム

01. スーパーマリオブラザーズ
02. マリオブラザーズ
03. ドンキーコング
04. アイスクライマー
05. エキサイトバイク
06. ロックマン2
07. バルーンファイト
08. イー・アル・カンフー
09. パックマン
10. 魔界村
11. グラディウス
12. ソロモンの鍵
13. つっぱり大相撲
14. スーパーマリオブラザーズ3
15. ファイナルファンタジー3
16. ギャラガ
17. Dr.マリオ
18. アトランチスの謎
19. 星のカービィ
20. ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会
21. ゼルダの伝説
22. メトロイド
23. 悪魔城ドラキュラ
24. リンクの冒険
25. 忍者龍剣伝
26. スーパーマリオUSA
28. ダブルドラゴン
29. スーパー魂斗羅
30. ダウンタウン熱血物語
※順不同

 
 

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