すぎやまこういち先生、お別れの会に行ってきました

2021年9月30日、すぎやまこういち先生が逝去されました。

90歳でした。

すぎやま先生はドラクエシリーズでの発展の寄与されたことで、スクウェア・エニックスによって12月11日、築地本願寺にてお別れの会が執り行われました。

午前中は関係者の部、午後からは一般参加も可能とのことで私も行ってまいりました。
 

お別れの会

平服でおいでくださいとのことでしたが、私は礼服を着て行きました。

一般の部は14時からの開始。
私が築地駅に着いて並び始めたのは13時40分頃でしたが、既に多くの人が並んでいました。

2時間程並んで献花。
建物の中ではすぎやま先生の音楽が流れていました。
先生の写真を拝見して、私や他にも泣いている人がいましたね…。
自分が花を添えるときはドラクエ3のラーミア「おおぞらをとぶ」の曲が流れました。
先生が大空に飛び立たれた感があって更に涙腺が…。

「この道わが旅」も流れたそうです。
先生を象徴する曲でもあり、私は初めてプレイしたRPG、初めてプレイしたドラクエが2だったので特に思い入れがあるのですが、もし自分が献花する際に流れていたら号泣していたかもしれません…。

献花後は先生の生前の写真やドラクエシリーズのソフト、ドラクエ以前に手掛けられた歌謡曲のレコードなどが展示されていました。
なんと、ドラクエ1の序曲とフィナーレの手書きの楽譜もありました…!
タイトルは「opening」「ending」と書かれてありました。
つまりまだ「序曲」など正式なタイトルがついていなかった状態ですね。
 

献花者に配布されていました。
大事にさせていただきます。
 

テレビ「この道わが旅~すぎやまこういち音楽の旅路」

同日NHK総合で、すぎやま先生の音楽人生を振り返る特別番組「この道わが旅~すぎやまこういち音楽の旅路~」のテレビ放送がありました。

とても素晴らしい番組でした。

すぎやま先生といえばドラクエのイメージがありますが、ドラクエ以前にも歌謡曲やテレビCM、アニメなどの作曲もされていて、それら紹介も60分に上手にまとめられてあって見応えがありました。
必見です。

ただ、NHKプラスで見逃し配信はされませんでしたし、現在は見る方法がないので、どこかでまだ放送して多くの人に見てもらいたいですね。
永久保存番組だと思います。
 

ドラクエ音楽の思い出

私が小学生のとき、生まれて初めて買ってもらった”カセットテープ”はドラクエ3でした。
(その後1、2のカセットテープも買ってもらいました。)
 


 

更に生まれて初めて買ってもらった”CD”はドラクエ4でした。

兄の話では牧野アンナさんが歌う、ドラクエ2のふっかつのじゅもん入力時の曲「Love song探して」が兄弟として初めて買ってもらった”レコード”だそうです。
(まだ実家にあるかもしれないので今度探したいところ。)

ということもあり、私の中での音楽はドラクエきっかけのゲームミュージックで育ったわけです。

なお、当時の音楽CD(カセットテープ)は、オーケストラ(生演奏)とゲーム音源が収録されていました。
ゲーム音源の方は、後にゲームミュージックでスタンダードに収録されている2ループからのフェードアウトではなく、サウンドストーリーと言って実際にゲームをプレイしている音楽が収録されていました。

 

当時は「なんで各曲単体で収録してないんだろう」と思いましたが、今聞くとこの判断もなるほど、と感じますね。
当時の思い出や冒険が蘇ってきます…!
 

2021年の出来事

東京オリンピックではゲームミュージックが使用され、もちろんドラクエの序曲も流れました。

12月24日、BOSSのCMでも序曲が使われました。

 

12月29日にはラジオ文化放送で、追悼特別番組『伝説の作曲家 すぎやまこういち』が放送されます。

12月31日の第72回紅白歌合戦の企画では、ドラクエの曲の演奏もされるとのことです。
 

最後に

すぎやま先生は90歳という高齢ながら、現役で音楽を創り続けていたのは素晴らしいですね。

また、ゲームミュージックがここまで多くの人に知ってもらい、愛されるようになったのはすぎやま先生のドラクエの曲があったのは誰が見ても明らかです。

元々は歌謡曲などを作られていて、55歳のときに当時は目新しいテレビゲームの作曲を新たに始めたこともすごいですよね。

当時のテレビゲームは今よりも世間の認知や理解もなく、ゲーム自体やゲームミュージックも社会的に下に見られていました。

そんな中、ゲームが好きだからということはもちろんですが、既に音楽家として大成されていながらも、当時黎明だったゲームミュージック制作を始められたのは普通の人にはできないことだと思います。

そのドラクエの作曲を始めたのも55歳。
年を取っても物事を偏見なしに捉え、好きなことや新しいことに挑戦していく姿勢を私は見習ってまいりたいです。
 

すぎやま先生の似顔絵イラストも描きました。
 


 

すぎやまこういち先生、本当にありがとうございました。