【動画あり】スト2ダッシュプラスの独自要素をまとめてみた※SFC版スト2ターボとの主な違い
メガドラミニを買ってスト2ダッシュプラスをプレイしてみました。
当時SFC版スト2ターボはめちゃくちゃプレイしていましたが、メガドラは持っておらず、これまでプレイしたことはありませんでした。
メガドラミニで初プレイしてみると、SFC版スト2ターボとの違いにも幾つか気付き、発売が後発で容量も多いということでSFC版ターボよりも作り込まれていることを感じて驚きました。
ただ、自分の手元にSFC版スト2ターボが無いので細かな違いの検証はできなく、プレイすれば普通に気付く気付くものもありますが、自分なりに色々気付いた点をまとめてみました。
■SFC版スト2ターボ
発売:1993年7月11日
販売本数 国内:約210万本 世界:410万本
容量:20MBit
※NORMALでダッシュが遊べる
■メガドラ版スト2ダッシュプラス
発売:1993年9月28日
全世界販売本数165万本
容量:24MBit
※EXCITEでターボが遊べる
参考:wikipedia
スト2ダッシュプラスのマニュアルはこちら
→https://sega.jp/mdmini/manual/pdf/m_jp_street-fighter2.pdf
動画での各種違い
【スト2ダッシュプラス】SFC版との違い。専用エンディングなど
SFC版ターボでのノーミスエンディング
他の方の動画ですが、SFC版ターボでの難易度最高ノーミスクリアのエンディングです。
SFC版ターボは他機種よりも最新版が早く移植され、且つ、ハードやソフトの売上も多かったので見たことがある人は多いと思います。
ストリートファイターII ターボ(スーパーファミコン)とダッシュプラス(メガドライブ)の比較
こちらも他の方の動画ですが、プレイ中での各ステージの背景の違いが分かります。
音質や色の違いなどは置いておいて、メガドラ版では
本田ステージ:左側の提灯がない(アーケード準拠)
→SFC版は左側にも提灯がある
ブランカステージ:雲が流れない
→SFC版はアーケードに準じて雲が右から左に流れる
ガイルステージ:左側の軍人2人がいる(アーケード準拠)
→SFC版はカットされている
ケンステージ:右のドラム缶がランダムで凹んでいたりする(アーケード準拠)
→SFC版は記憶が不明^^;
ザンギエフステージ:右側のチェーンが上から巻かれている(アーケード準拠)
→SFC版は上に巻かれていない
ダルシムステージ:対戦中も象の鳴き声がある(アーケード準拠)
→SFC版では対戦中は鳴いていない
リュウステージ:背景に月がある(アーケードのように月は右から左に流れない)
→SFC版では月そのものがない
ボイスがアーケード準拠
メガドラ版ではアーケードに準じて、「しょーー(↑)りゅーけん」「はどーお(↑)けん」と言っていたりします。
SFC版では新規サンプリングなのか音を改良したのか、「しょーりゅーけん」「はどーけん」と言っていて、且つ、無印スト2では小中大で声の高さが違っていて、ターボで前作の中攻撃の声に統一されていました。
ちなみにゲーム中ポーズしたときの音もメガドラ版は専用のものになっていました。
対戦中のキャラクター名のフォントがアーケード準拠
アーケードに準じて専用の横幅が太く、上下は細いデザインのフォントになっていますね。
SFC版では他でも使い回しているアルファベットのフォントでした。
ちなみに普通にプレイした動画
ダッシュで難易度デフォルト・ノーミスクリア
ダッシュで難易度最高・ノーコンティニュークリア
総評・まとめ
ダッシュプラスはスト2ターボより3か月後の発売、容量も多かったこともあり、よりアーケードに近い部分やオリジナル要素など作り込みを感じました。
今でこそゲームハードの性能は上がり、他機種マルチ発売のものも大きな差はなくなっていたり、完全移植が可能になっている時代です。
しかし昔はこのようにハードの制約上の違いによる移植が多く見受けられました。
ハードのスペックに伴っての再現可否があり、開発者の苦肉の策が見受けられ、アイディアやオリジナル要素を入れて楽しませようという心意気やこだわりも感じられました。
(そういえばSFC版スト2の移植もファミ通で「全キャラ登場できるよう頑張って、カプコンさん」とも言われていた程でした)
その違いを今こうして見てみていて面白かったのでまとめてみました。
ゲームもハードのスペックが上がって何でもできるような時代になりましたが、逆にレトロゲーム調のゲームも出たりしていて、ノスタルジー要素もありますが、制約があるからこそアイディアを駆使して面白いゲームができた部分があるのでは、と改めて感じました。
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