【ゲーム】「ニンテンドーラボ バラエティセット」を買ってみた。任天堂だからできる素晴らしさ

2019年4月13日

兼ねてより話題だったニンテンドーラボ バラエティセットを買ってみました。

子供向け商品なんでしょうけど、これは素晴らしいと気になっていたんですよね。
 

外装や中身

●Amazonで購入

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自分が購入したのは、Amazon限定の「+オリジナルマスキングテープ+専用おまけパーツセット」だったのですが、梱包の箱もニンテンドーラボ専用のものになっていました。

このダンボールも工作に使えそうですよね。

 

●ダンボー表裏

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ダンボーちゃんの表裏面です。
 

●本当の中身

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表面。

5種類作れます。
 

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裏面+マスキングテープ。

つくる あそぶ わかる 

明確な分かりやすいコンセプトですね。

ちなみにこのテーマカラーはダンボール(紙)なので、印刷物のCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー)から取ったそうです。
 

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中を開けるとこんな感じ。
極めて簡素。
 

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ダンボールはなんと18枚。
ブ暑いw
 

とりあえずチュートリアルをプレイ

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チュートリアルはJoy-Conケースを作るというもの。
 

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さすがにこれはカンタンで5分もかからず作成完了。
 

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完成すると画面では…
 

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Joy-Conが発射して飛んでいきましたw

シュールww
 

そしてピアノに挑戦

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バラエティキットでは5種類作れますが、気になっていたピアノを作ってみました。

ピアノは大人になって少し始めたこともあって、これで弾いてみたいこともあったんですよね。
 

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6つのステップがあると説明されます。

予め全体像を教えてくれるのは当然というか、さすがです。
分かりやすいですね。
 

●では作成開始

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ダンボールは各パーツがパキパキすぐ取れるようになっているので、ハサミやカッターなどは必要ありません。
 

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完成!

5種類の中ではピアノが一番複雑なようで、完成するのも2~3時間かかりました。
合間合間で休憩入れながらやってましたね。
 

画面でのやり取りが面白い

完成するとキャラクターが現れ、こんなやりとりが。

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ちょw ジーサンwww
 

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手厳しいナミヘイオグ。
 

そう、ピアノは鍵盤が少ないので、高かったり低い音の鍵盤が足りないんですよね。
じゃあどうするか。

そこは先程の…

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このレバーを上下させることでオクターブを変えられるとのことです。
 

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………………。
 

弾いてみました。

曲はドラクエの「アレフガルドにて」です。
鍵盤が足りないので途中で左のレバーを使っているのに注目。
 

あと、画面では説明動画も流してくれますが…

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やはりキビしいナミヘイオグ。
 

●どういう原理で音が鳴っている?

そう、完成して音は鳴るのですが、そもそもどういう原理なのか不思議でしょうがなかったんですよね。
 

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知ったカブリをするナミヘイオグ。
 

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音が鳴る仕組みとは??

そもそもJoy-ConにはIRカメラがあるのですが、それをピアノの裏面に差し込んでいます。
そして鍵盤の内側には光沢シールを貼っています。

Joy-Conのカメラがその光沢シールの位置を確認して、動いた状態を判別して音を出しているとのことです!

こりゃあすごい!
 

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正直に返答するナミヘイオグ。
 

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なお、録音もできるようですよ。
 

楽器関連ではギターもあるようでこれも気になってます。

 

 

総評・まとめ

これは素晴らしいですね!
子供の情操教育に持ってこいだし、親子のコミュニケーションにバッチリなオモチャです。
 

●自分で作って遊ぶことの大切さ

時代として子供はもうすっかりテレビゲームで遊ぶのが主流になってしまいましたが、こうした原始的な工作と今の最先端機器の融合は素晴らしいです。

昔は良かったと懐古主義ではないですが、家やその辺にある石コロやスーパーのチラシなど自分で創意工夫をして色んなモノを作ったりして遊んだりもしたものです。

そう比べるとテレビゲームは予め作られたもので遊ばされているんですよね。
子供のうちから予め用意されたもので遊ばされる事に慣れてしまうと発想力も落ちてしまうと思うので、こうした自分たちでオモチャ自体を作って遊ぶことは素晴らしいと思っています。

自由に自分なりに考えて作ることは発想力や、仕組みを理解しようとすることは知的好奇心や探究心を養う意味でも良いですよね。
 

もちろんニンテンドーラボで決められたものを作るだけでなく、仕組みを理解すれば自分なりのオモチャを作れるのがまたすごいところです。
 

●褒めて伸ばす

また、ゲームの説明も極めて丁寧で、子供のやる気を喚起させる流れになっていますね。
とにかく達成感を出して褒める。
褒めることがまた本人のやる気を出させて更に伸ばすものだと思います。
 

●ダンボールの良さ

ダンボールというのも良いですね。
エコでもありますし。
実際は元々開発過程でダンボールじゃなかったらしいですが、結果良かったと思います。

ダンボールなら壊れたり、色を塗るのも失敗してもすぐにタダ同然で手に入るのでそれは子供にとっても良かったと思います。
そう、カラーデコレーションもオリジナリティやインスタ映えを狙ってる感じでまた上手いですよね。
 

●最後に

遊びそのものの原点が詰まっていると思います。

ただルールの中で遊ばされるゲームではなく、自分たちで自由な発想で遊びそのものを作って楽しむ、親子のコミュニケーションという点も含めて素晴らしいと思いました。
これはさすが任天堂でしかできない発想だなーと思いました!