【ネタバレあり】映画「スターウォーズ/フォースの覚醒」感想
※ネタバレあるのでご注意を。
上映2日目に3D字幕で見てきました。
結論から言うと面白かったです!
■しかし発表当初はそこまで期待してなかった…
SWは昔の時点でEP9までの構想があり、自分は読んでいませんが小説版も出ているようです。小説版のEP7-9と今回映画のEP7以降はストーリーが違うようなのです。そして監督がルーカスではないし、ディズニーとのことで正直どうなんだろうなぁ…と思っていました。予告を見ると、あざといダースベイダーやあざといR2D2みたいなキャラ…。狙い過ぎかなぁと思ってました。しかししかし、実際見てみたらすごく上手く作られてて面白かったです!
以下、自分が面白かった、気になった点を挙げていきます。
>■オマージュが盛りだくさん
個人的に前日に金曜ロードショーでEP4見てたのが良かったです。過去シリーズのオマージュや小ネタが沢山ありました。
リアルタイム世代や熱心なSWファンからするとファースト作品のEP4は神作品だろうからこそ、監督は敬意やその当時の面白さの再体験してのオマージュだったんだろうと思います。
自分はそこまで熱心なSWファンではないですが良かったと思います。熱心なファンからするとオマージュもやり過ぎ感、露骨な「これが見たかったんだろ」と穿った感じもあるかと思いますが、EP7、まずは序章としてのスタートとしては良かったのではないでしょうか。
いきなり新監督、ディズニーだからこそ変わったことをすると余計にファンからは「これは違う」と叩かれると思いますし。この辺り、作り手は大変だったと思いますw
人気シリーズ、ブランドで他スタッフが作るときのジレンマですね。視聴者側(ユーザー)側としても新しいものを受け入れるか受け入れられないか、
宿命としてつきまといますからね。そう考えると一発目はこれで良かったのでは、と個人的に思います。何よりエンターテイメント作品なのでファンが喜んでくれるのが大事だと思います。
オマージュで個人的に良かったのは、レイとフィンがミレニアムファルコンで床下に隠れるところ。そして出てきた相手は持ち主であるハンソロとチューバッカというw
ミレニアムファルコンをポンコツ呼ばわりなのも良いですし、操縦席も相変わらずのポンコツ仕様でチープなのが良かったですねw
デススターよろしくキラースターはさすがにちょっとやり過ぎかなと思いましたがw
でも歴史は繰り返すと言いますからね。これはこれでアリだと思います。また、舞台としてもEP4-6で印象的だった砂漠はもちろん、雪原と森が出てくるのは良かったです。
■レイの親は誰なのか
レンはハンソロとレイアの息子だけどレイはまだ劇中では誰の子か名言してなかったと思います。
個人的な予想。
ルークの娘だと思ってます。
あれだけのフォースの力、才能を持っているのはルークの娘だからと思います。
それにルークのライトセイバーを手にしたときの回想シーンやR2D2が起動するにはルークの存在が必要と言っていたけど、ラストでフォース覚醒後のレイが近くに来たため起動したと思われます。でもジェダイは独身でないといけない戒律がありますし、レイとレイアの似ている名前からするとハンソロ、レイアの娘かもしれません。あるいはルークの娘だけどハンソロ、レイアの元で育てられたとか?こればかりは先のEPを見ないと分かりませんねw でもこうしたことを想像するのは楽しいですw
■壮大な親子ゲンカから壮大な兄妹ゲンカ、従兄妹ゲンカが勃発!?
先に書いたようにレイとカイロ・レンは何らかのカタチで血が繋がっているのは間違いないでしょう。
EP4-6は宇宙を舞台に壮大な親子喧嘩が繰り広げられましたが、次は壮大な兄妹喧嘩、従兄妹喧嘩になると思われます。「ああ、またかw」と良い意味で楽しいですw
※ちなみにレイとカイロ・レン、どちらが年上かはまだ分かってないですが、便宜上兄妹と書いてます
小物で中二病的、精神的にも未熟なところが良かったです。
怒るとライトセイバーで機械を破壊する性格は正にその典型w 衛兵が察して近づかないのは劇場でも笑いがありましたねw もう日常茶飯事でやってることだと思いますw
未熟故に、光に堕ちてしまう(この表現もいいですね)ゆらぎの心の弱さやライトセイバーの立ち回りも未熟なので初めてライトセイバーを持ったばかりのレイやフィンともほぼ互角だし、ただの子供のチャンバラにしか見えないのも納得。ハンソロを殺してしまうのは死亡フラグ立ってましたね。そう簡単に改心するはずがないけど、精神的に未熟な部分も伝わってきました。精神的に未熟だからこそ、その葛藤の原因を断つために父を殺したんでしょうね。
そしてよりダークサイドに堕ちることができるということかな。個人的にこのキャラの設定は良くできてるなぁと思いました。と言うのは、ダースベイダーが偉大過ぎるからこそなんですよね。偉大なダースベイダーのようになりたいけど、弱さ故になれない部分が世界観としても、作り手の見せ方としても良かったです。
見た目としても優男風で体の線も細い感じ、甲冑もベイダーほど無骨じゃないし弱々しく見えました。作り手の見せ方というのは冒頭に書いたように、またダースベイダーみたいなキャラを出しても、ベイダーが素晴らしすぎる偉大なキャラなので超えるのは厳しいでしょう。「なんちゃってベイダー」出すなと反感を買うかもしれません。視聴者はダースベイダーの方が良かったと思うに決まってます。だからこそ、作品の世界観としても、ベイダーになりきれない未熟なキャラとしての立ち位置は上手いと思いました。
ちなみにライトセイバーも鍔(つば)の部分、ただのデザイン重視で作っただろwと思いきや、ちゃんと劇中で活用してたので良かったですねw
■各キャラについて
レイ:
強い女性ですね。
ディズニーだからこそ女性主人公とも言われているようです。
あまり特徴があるように見えませんでしたが、主人公故にあまり色をつけなかったと思います。
フィン:
元ストームルーパーという設定が面白かったです。
今後のEPでも元ストームルーパーということでの立ち回りを期待。
ハンソロ:
まさか死ぬとは思わなかった。それも息子に殺されるとは。SWは師匠や親息子を殺す(殺そうとする)エピソードが多いだけになるほどなぁと思いました。
レイア:
映画登場とのことでダイエットして絞ったと聞いてました。昔とは別人のように見えてしまいましたね。
ルーク:
面影を感じました。オビワンみたいな衣装、貫禄ありましたね。
BB-8:
冒頭で書いたように、見る前はあざといなぁと思ってましたが、実際見たらすごく可愛くてあざといのにやられてしまいましたw R2D2と違って球型なので走るスピードも速いですw リンク先のおもちゃのラジコン、欲しいですw
■音楽について
まだ1回の視聴なのか、新規BGMで印象に残ったものがありませんでしたね。SWと言えばこれまで印象的なBGMが多いのですが、EP7では特に感じられませんでした。
しかしさすが劇場で見ると音響効果もあって素晴らしかったです。
■この先の予想をしてみる
EP5ではルークがヨーダの元で修行したようにEP8ではレイがルークの元で修行するんでしょうね。カイロ・レンもまだダースなんたらと名乗ってなかったので
次のEPでEP7でやられた反省からサイヤ人のように悪の力でパワーアップして
新しいダースなんたらと名乗るのではと思います。
EP7ではデザインも弱そうに見えたので甲冑もダースベイダーみたいにもっと肩幅が広くて無骨になってパワーアップすると予想(願望)。
何処かのサイトで見たのですが、小説版だとルークには3人の子供がいて、そのうち一人がダークサイド堕ちで、ダーク○○(名前失念)と名乗るようです。
今回の劇場EP7-9は新しいシナリオらしいですが、小説の設定なども取り入れてると書かれてありました。
なるほどなぁ。
■その他もろもろ
・冒頭のあのOP曲と宇宙をバックにイントロが流れるのはやっぱりいいですねー。
そしてイントロの「ルーク・スカイウォーカーが消えた」の掴みがいいですね。
・3D字幕で見たけど、7歳くらいの女の子連れた親子連れがいました。吹き替えで見せてあげればよいのにと個人的に思いました。両親が字幕で見たいというエゴなんだろうなぁ…。
・新宿ピカデリーで見たのですが、広告がめっちゃ長かった。
本編開始まで20分。
いつもはTOHOシネマズで映画見てるけど、ネット予約が10日前から始まるのに
7日前と勘違いしてて予約できなかったのですw ピカデリーは3日前から開始するのでそれで見ることができました。みんな、予約が早いTOHOシネマズに集中したのか、ピカデリーでは割とラクに予約できました。
なお、TOHOシネマズではなかったので、話題になったワンピースキャラの広告は入ってなかったのが良かったです。話には聞いてたけど、さすがに開始前にアレやられたら萎えたと思います…。
そしてしかも都内某所では200円割高という価格設定なのでピカデリーにして今回は良かったです。200円高く払った上にワンピースの広告見せられるのはどんな罰ゲームw
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結構自分は作品への見方が辛口な方だと思いますが、
スターウォーズ/フォースの覚醒はすごく楽しめました。
また過去シリーズを見直してから、EP7を見たいなぁと思ってます。
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