【シリーズ30周年】「ストリートファイタ- メモリアル・アーカイブ」を買ってみた

2019年4月13日

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ストリートファイター30周年ということで発売された「ストリートファイタ- メモリアル・アーカイブ」を買ってみました。
 

書籍特徴や構成

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▲概要は帯のとおり
 

具体的な商品内容は公式サイトを参照すると分かると思いますが、こちらは個人ブログなので、気になったところなどを主観的に書いていきますねw

ただ、写真ばかりやネタバレばかり掲載してしまうとメーカー的に困ると思うので程々の内容にしたいと思いますw

全体的な構成割合は主にイラストが7割くらいで、他は対談といった感じですかね。
 

イラスト

●表紙はあきまんさん

描き下ろしイラスト。

自分は昔からのストリートファイター世代ですが、ストリートファイターのイラスト(特にリュウや春麗)はやはりあきまんさんのイラストだなぁと思っちゃいますw
生みの親ですからねぇ…。

特に春麗が素晴らしい。
 

●作家陣のイラスト

イラストレーターや漫画家などの方が30周年寄贈イラストを描かれていました。

どのイラストも素晴らしいのですが、特に気になったイラストは

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吉川達也さんのイラスト。
ブレスオブファイアなどのキャラクターデザインもされた方で、自分はゲームはプレイしていないのですが、3や4のキャラクターイラストは素晴らしいなぁと思っていました。
 

で、現在ウル2(スパ2X)でのキャミィ使いの自分としては、ついキャミィ贔屓になってしまうところもあるんですがw

コメントでは「当時骨、筋肉、脂肪の躍動、エロさに衝撃を受けた」、「イラストでも当時のドットの顔が好きなので意識した」と書いてありました。

イラストも自分の色が入るものですけど、ゲームキャラのイラストって、プレイヤーからするとゲーム画面のドット絵を一番長く見ているわけなので、それを意識して描かれたというのは良いなぁと思いました。

あと、自分の中でもキャミィ像は女キャラでただ可愛い、エロいだけじゃなくて、まさに骨、筋肉、脂肪の躍動、カッコ良さなどもあるんですよね。
春麗然り、女性キャラだけどカッコ良いというイメージもありますね。
 

中平正彦先生と雑君保プ先生のイラストはゲーメスト世代としては懐かしいものがありました。
さすがに今ではイラストのタッチも変わっていましたね。
(実際に本を購入して見てくださいw)
 

ちょっと気になったところ

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関係各氏が今だ絶賛しているというスパ2Xのポスター。
自分もこれは素晴らしいと思ってます。
オークションで買おうかなぁ…w

なお、家の玄関に飾っている人もいるとか…?w

スパ2Xの西村キヌさんの鉛筆イラストはめっちゃ大好きです。
 

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ZERO2のイラストは好きですねー。
 

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スイッチで発売されたウル2のビジュアル。
ジャケットのイラストがスパ2イラストのオマージュでもあり、タッチなども好きです。
 

歴代関係者のインタビュー

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あきまんさんとベンガスさんの対談では、CPS基盤のドットが縦長なのは実は意図したものじゃなく、開発の設計ミスだったということが面白かったですw
そうだったのかーw
 

当時の開発者の船水さんたちのインタビューでは、ZEROなどの開発裏話が面白かったですね。
納期前なのにプログラマーに突然な無茶な企画を持っていっては焼肉を食べさせては黙らせるというw
 

中平正彦先生の対談も当時のゲーメストのストZERO、さくらがんばる!、RYU-FINALのコミックの裏話があって面白かったです。
なんで「確かみてみろ!」になったのかも書いてありますw

コミックは今でも持っていますが大好きですね。

 

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冒頭に編集のコメント、巻末では辻本会長の「世界を相手にする」というワードが気になりました。
メーカーとしてはストリートファイター1や2、ファイナルトファイトで海外でも爆発的大ヒットを起こし、世界のカプコンになったと思います。

ただ、個人的な意見ですが、スト5や今年発売のアニコレ(ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル)のゲーム内容やプロモーション展開を見ていると、海外ばかりを意識して肝心の日本をどこまで意識しているのかな?と感じる部分もあるところです。

確かストリートファイターの版権をアメリカに譲ったのは、日本ではもう格ゲーは売れないからと言う話を聞いたこともあります(真偽は不明)。
以前、格ゲーはもう終わったというゲームも出ない暗黒時代もありましたからねぇ…。
しかし、スト4が発売され、今では5、eスポーツもあり、格ゲーが再燃するようになったのはメーカーの頑張りがあってこそだと思います。
昔から格ゲーが好きな自分としては、ウル2をきっかけに最近また格ゲーに復活したりもしていますし。

ただ、海外に重きを置いていることについては、やはりビジネスとして考えると日本ではまだまだ売れないといった状態だからでしょうかね。
当然人口の違いもありますが。

でも、生みの国である日本で今一度ファンを作り、そしてカプコン、ストリートファイターのブランドや未来を考えると、肝心の足元である日本ユーザーに向けた展開ももっと大事にしていってほしいなぁと思うところでした。
 

何はともあれ、自分はストリートファイターは昔から好きなゲームで、人生の中で一番好きなゲームで、一番長くプレイしているゲームだと思います。
今でもプレイしているくらいですからねぇ…w

ストリートファイターや格ゲー業界が盛り上がると良いなぁと思っていて、このブログでもそういった記事を書いたりしています。
 

総評・まとめ

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これまでも設定資料、イラスト集は買ったりしている自分ですが、今回の本の特徴は沢山の作家陣による描き下ろしイラスト、関係各氏による制作裏話、対談が見どころだと思いました。

昔のイラストは当然昔のイラスト集にも掲載されていますが、時代も進むごとにゲームも新作が出たりするので、同様に書籍もバージョンアップする必要があるんでしょうね。
30周年ということで、当時は生まれていなかったりする人や5からの新規ファンもいるでしょうし、昔のイラストも最収録して発売するのにも意義があると思いました。

スト5は自分はプレイしていませんが、スト5AEのエンドカード、エンディングイラストなどが収録されているのはこれが初なのかな…?(多分)
なので、5のファンもいいかもですね。

お値段はちょっと3,900円+税とお高めですが、イラストのカラーページが多いからだと思います。
でもストリートファイターシリーズが好きな人は30周年の記念品的な意味合いもあって手元に置くのも良いかもしれませんよ。