【ゲーム】セガサターンソフト、超個人的10選(後編。その他色々なソフト)

2019年9月20日

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中編からの続きです。

今回は超個人的に他に良かった・気になったソフトを挙げてみます。

発売日順。
 

バーチャファイターCGポートレートシリーズ

メーカー:セガ
VOL.1(サラ・ブライアント)1995年10月13日~ 1280円
1ヵ月毎に2キャラ発売

 

内容は各キャラのイメージソングに合わせてCGが流れるPVのようなものです。
当時はバーチャが社会現象にもなっていたのでこれでも商売が成り立ってたんでしょうw
すごい時代でしたw

前半のキャラクターのものは買っていました。後に曲だけを収録したCDアルバムも発売されて買って今でも持ってます。サラ、ジャッキー、パイの曲が好きです。

これも今思うと、バーチャルアイドルの先駆けみたいなイメージもあったかもしれませんね。
「デジタルダンスミックス 安室奈美恵」もありましたし…。

 

相変わらずセガは「10年早いんだよ!」w ←褒め言葉
 

バーチャファイター2

メーカー:セガ
発売:1995年12月1日
売上:168万本

 

サターン一番のメガヒット作。

まず、アーケード版バーチャ2の衝撃はあまりにすごかったですね! ゲームやCG技術の未来を感じさせられました!

・秒間約60フレームの滑らかな動き
・モーションキャプチャーによる人間らしい挙動
・テクスチャーマッピング

今でこそ当たり前の技術ですが、この当時は最先端技術でした。

鈴木裕さん曰く、

モーションキャプチャーは当時、医療関係ぐらいでしか使われていなかった技術で、それを初めてゲームに応用しました。テクスチャマッピングのチップは当時の三大軍事シミュレーション会社しか持っていなかった技術。でも、ダメ元で打診してみようと思って(笑)。アメリカの軍事産業の最高機密にあたる最新のテクノロジーを、普通の日本のゲーム会社が使わせてくれって言ったら、やりましょうとなったんですよね。

引用:http://vf20th.sega.jp/

制作に関しても中国取材を行って実際に拳法を体験してきたそうで、上記の話は当時の人間にとっては有名ですw

今ではインターネットでさぞ自分が体験したつもりになってしまったり、コピペ常套な時代ですが、やはり「捜査は足で稼げ」のように、実際に自分で体験したものこそが大事だと思いますね。

ちなみにバーチャ2のBGMは大好きです。曲を聞くだけでもあの当時の興奮が蘇ってきます。
 

さてさて、前置きが長くなりました。

家庭用版についてです。

当時ゲーメストを愛読しつつ、アーケード版にハマっていたこともあったので、家庭用版の移植度は残念でした…。

そもそもMODEL2基盤をサターンに完全移植は不可能と分かっていたので、グラフィックはしょうがないにもしても、効果音がしょぼくなってたり、操作性、ダメージ調整がアーケード版をプレイしていた身としては気になりました…。

新宿ジャッキーさんこと羽田隆之さんのバーチャ2のクロスレビューが楽しみだったのですが、「木を見て森を見ず」のコメントを今でも覚えていますw まさににその言葉通りなんですけどねw あのバーチャ2が安価で家で遊べる!と考えると十分だと思います。
 

■名勝負と言われるブンブン丸さんと大門ラウさんの当時の対戦動画(アーケード版)

 

電脳戦機バーチャロン

メーカー:セガ
売上:39万本
発売:1996年11月29日

 

アーケード版からの移植。
当時住んでいた田舎のゲーセンに無かったこともあり、サターン版が初プレイで、ツインスティックも買ってプレイしました。

クリアはしましたが、当時は勝手が分からずゲームの面白さがまだ分かってませんでしたね。
あとフレームレートやグラフィックの粗が気になっていました(もちろん頑張っているのは分かりますw)。

メカデザインはカトキハジメさん。テムジンのサンバイザーの発想がイイですね。
BGMはシリーズ通してめちゃくちゃ良いですよね。CD持ってます!w

後に続編のオラトリオタングラムになってようやく面白さが分かりましたねぇ。
ちなみに以下はXBOX360版オラタンの私のネット対戦動画です。
【ゲーム動画】バーチャロンオラタン対戦動画「フェイイェンVSテムジン」
 

セガラリーチャンピオンシップ

メーカー:セガ
発売:1995年12月29日
売上:68万本

 

アーケード版からの移植。
当時の家庭用レースゲームで秒間30フレームは驚きで、グラフィックが凄く感じましたね。
BGMも良く、リプレイがカッコ良かったです。
 

デイトナUSA CIRCUIT EDITION

メーカー:セガ
1997年1月24日

 

家庭用デイトナUSA(無印版)は20フレームなのが残念だったのですが、今作は30フレームでグラフィックもパワーアップ。

無印がアーケード準拠の移植なら、こちらは家庭用オリジナルアレンジ(?)となっていて操作挙動も変わっていたり、コースも追加。アーケード版移植を期待すると「これは違う」と言う人もいたと思いますが、個人的には家庭用レースゲームとしてマイルド調整になっていてこちらが遊びやすくて好きでした。

エリック・マーティンさんを使った主題歌や、瀬上純さんによるロック調のBGMアレンジも好きでした。

特に好きな曲はLet’s Go Awayのロックアレンジ(上の動画では12:56から)や下のPounding Pavementの曲も好きです(特に後半ギターソロ。)

ちょっとマイナーなゲームだと思うので、このゲームの曲は記載しておきますw

 

メドレーもイイです!特にLet’s Go Away部分。

 

もちろん無印の光吉さんの「デェイトナー!」も好きですw
 

リアルサウンド~風のリグレット~

メーカー:ワープ
発売:1997年7月18日

 

飯野賢治さんによる、またも異色作。
ゲーム画面がなく音だけでプレイするゲームでした!
どういうことかと言うと、身も蓋もなくカンタンに言ってしまえば、サウンドドラマ仕立てのアドベンチャーゲームなのですがw

でも、相変わらずココまで振り切って革新的なゲームを出すのはすごいです。

声優陣には俳優の柏原崇さん、菅野美穂さん、篠原涼子さんらが出演。
脚本は坂元裕二さん、音楽や歌に鈴木慶一さん、矢野顕子さんなど、エネミー・ゼロの音楽がマイケル・ナイマンさんもそうですが、相変わらずすごい人を引っ張ってくるなぁw
 

DESIRE

メーカー:イマディオ
発売:1997年9月11日

 

元々はシーズウェアから発売されたPC用18禁アドベンチャーゲーム。
PC版原作は故菅野ひろゆき(剣乃ゆきひろ名義)さんがシナリオやプログラム(プログラムは初めて知りました)も手掛けていたようです。
家庭用にあたってグラフィックやテキストがリファインされています。

サターンでは同様の二人の主人公の視点でゲームが進むマルチサイトシステムをの「EVE burst error」が人気でヒットしましたが、個人的にはこちらの作品の方が好きです。

シナリオはネタバレになるので詳しくは伏せますが、〇〇〇〇の話は泣けました。せつない系です。
SF作品としては王道なネタなんでしょうけど、当時の自分はあまり知らなかったこともあって余計でしたね。今改めてプレイすると、おそらくシナリオや設定にツッコミどころあるんでしょうけど、それは置いておきますw

あと、田島直さんのイラストが良いですね。
 

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

メーカー:エルフ
発売:1997年12月4日
売上:22万本

 

こちらも菅野ひろゆきさんによる、元々はPC18禁ゲームの移植版。

アドベンチャーゲームでも傑作のひとつで評価が高いソフトですね。
セガサターンマガジンの読者投票レースでもほぼ1位の高評価でした。

無数に存在すると言われる並列世界を渡り歩き、隠された謎を解くことがゲームの目的である。並列世界はSFの題材としてはなんら珍しくないが、物理、数学、哲学、歴史、宗教の知識を元に作られた独特の世界観は多くの支持を得た。特に名高いのがA.D.M.S(アダムス、オート分岐マッピング・システム)と呼ばれる、分岐した並列世界をマップにして視覚的にわかりやすくし、探索を助けるためのシステムである。

引用:wikipedia

世界観とストーリーが分岐した並列世界のゲームシステムとリンクしているのが良くできていましたねー。

自分は当時プレイしたときは、確かピクロスみたいなところで断念してクリアできませんでしたね…。数年後にネットの攻略を見てクリアしました。今思うと頑張ってリアルタイムでクリアすれば、自分の評価はもっと上がっていたかもしれません^^;

難易度は難しいと思います。

ちなみに2017年3月にリメイク版が発売されますね。

 

 

AZEL -パンツァードラグーン RPG-

メーカー:セガ
発売:1998年1月29日
売上:10.8万本

 

前2作はシューティングゲームでしたが、今作はRPGです。

このゲームのすごいところの1つに、リアルタイムポリゴンで全てを描写(ムービー除く)していたことです。当時としてはリアルタイムポリゴンで全てを描写していたゲームはほとんど無かったと思います。今ではスタンダードな手法ですが、やはりセガは10年早いw

戦闘も位置取りシステムが元々のシューティングの特性を生かしたものでよく考えられていました。

声優も、ベテランの方や今でこそ人気で有名、俳優の方を起用。
石田彰さん、坂本真綾さん(当時18歳)、伊武雅刀さん、大塚周夫さん、大塚明夫さん、大川透さん、大塚芳忠さんなど。

相変わらず世界観と演出が素晴らしいゲームです。

アトルムドラゴン戦のBGMと主題歌は良いですね。主題歌も独自のパンツァー語です。

◇アトルムドラゴン戦

 

◇Sona mi areru ec sancitu(其は聖なる御使いなりや)

 

歌詞和訳

空と大地とかわいた海に
真実を知る者はすでにあらざり
見よ いと貴き翼持つ者がはばたく
其は破滅の使いなりや?
其は聖なる御使いなりや?
その翼持つ者がはばたく

時の願いを後に伝えよ
真実の物語を私はうたう
きけ いと貴き歌声がつむぐ悠久の物語を
其は破滅の使いなりや?
其は聖なる御使いなりや?
その歌声がつむぐ悠久の物語

引用:http://www.sun-inet.or.jp/
 

なお、今作で残念だったのは、シナリオのラストと難易度が簡単、隠しボスがいないことでした…。
シナリオはともかく、難易度と隠しボスが解消されていたら自分の中でもっと名作になっていたかもしれません!

ちなみにRPGなどゲーム全般に言えるのですが、自分がボス戦などで敵の攻撃を見ずに攻略してしまうと、敵の見せ場が見ることができないのも残念ですw
なんとかなりませんでしょうかw

パンツァーシリーズは好きで、後にオルタのためだけにオルタ仕様のXBOX本体買いましたw
リメイクやりたいなぁ。VRがうってつけかもしれません!
 

総評・まとめ

他にもサターンには名作が色々ありましたが、超個人的なチョイスになっていますw ジャンルの好みや、縁がなくてたまたまプレイできなかったゲームもありますからねぇ…。

ちなみにデビルサマナーはロード時間などに途中断念、ソウルハッカーズ、グランディア、街はプレイしなかったのが悔やまれますw

サターン時代は高校生になってバイトを始めたので、稼いだお金で湯水のごとくゲームに投資してましたねw PSとのハード戦争も、アーケードゲームの移植がそろったサターンにスクウェアのRPGが加われば最強ハードだと思っていた時期が私にもありました…w
結局FF7が出るとのことでPS買ってしまいましたが…。

とは言え、サターンは本当に好きなハードでした!
 

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