オグヘイのチラシの裏

エヴァQ、シンエヴァの3.0+1.0や:||などタイトルや色の謎を考察(※シンエヴァ公開前時点)

前回記事のシンエヴァの予告見ての考察などに続き、今更気付いたことを書いていきます。
※この記事の内容はシンエヴァ公開前のものです
 

エヴァQのイメージカラーが水色の理由

序は赤
破はオレンジ
Qは水色
です。

Qが水色の理由、お分かりですか?

推測ですが、この理由を自分なりに考察しました。
 


※画像はPhotoshopのカラーピッカー

虹色のグラデーションは赤→オレンジ→黄→緑→水色→青→紫です。

序の赤の次はオレンジです。
では次は黄色になるのが順当ですが、何故急に水色なのでしょうか。
 

これは破でのQのいわゆるウソ予告です。
このサブタイトル、Quickeningと書かれています。

意味は
①急速化
②胎動
です。
参考:https://ejje.weblio.jp/content/quickening
(私はこれまで「胎動」と解釈してましたw)

まあ、序破急の「急」で、確かに日本語英語どちらにしても「”急”速化」はそのままの意味通りです。
実際の作品でQは破から14年後の世界で、エヴァの時間の流れも急速化していました。

先程の虹色のグラデーションですと、破のすぐ続きの話なら黄色になるでしょうけど、14年後の色となると黄色や緑をすっ飛ばして水色になるからです。
 

序と破の赤とオレンジは暖色系の類似色です。
反面、Qは寒色系の水色です。
そこでもQは序破とは異質であることが分かると思います。

余談ですが、宇多田ヒカルさんの主題歌もそうで、序破はBeautiful Worldで破は桜流しです。
何故、序破は同じなのかというと、作品の世界線が同じだからでしょう。
 

エヴァは色をとても大事にしています。
販促やグッズも初号機などのカラーを押し出したりとスタジオカラー10周年の冊子でも言われています。

エヴァや鬼滅の刃も独自色が強いですね!
この配色だけ見ればその作品と分かるのは強いです。
 

エヴァ”急”ではなくエヴァ”Q”の理由

『破』次回予告において庵野秀明総監督が「『急』だと『急行』みたいでカッコ悪かった」とのことでアルファベットの『Q』に変更された。

引用:https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10710.html

これまでの監督の作風などを見たりもすると、自身の好みやカッコ良さなど色んな意味を持たせてると思います。

他にも

テレビ版24話(カヲル登場)+旧劇場版のリビルドでのQ=旧
エヴァQは丁度ストーリー的に序破の続きのテレビ版24話(カヲル登場)+旧劇場版の展開に似ていて、それのリビルドっぽくも見えますね。

これも前記事で考察していますが、シンエヴァはQをまたやり直すかもしれません。
(シンエヴァの記号「:||」は一度繰り返す、副題数字が3.0+1.0のためなど)。

旧劇場版としてのリビルドのQ(旧)、シンエヴァは途中まで展開は同じだが、途中から新しい展開に変わってシン(新)となる対比です。
(やはり槍でやり直すがポイントかとw)
 

問い(Question)としての「Q」
実際エヴァQはよく分からない作品になっています。
 

・ウルトラシリーズ好きの監督だから「ウルトラQ」からもインスピレーションを得ている
 

新劇場版3作はヱヴァンゲリヲンなのにシンエヴァはエヴァンゲリオンの理由


エヴァ公式サイトより出典
 

テレビ版は新世紀エヴァンゲリオン。

新劇場版は
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
シン・エヴァンゲリオン劇場版
です。

何故最初の3作が「ヱヴァンゲリヲン」になっていて、最後のシンエヴァは「エヴァンゲリオン」と戻っているか。

これは新劇場版3作が昔のテレビ版や旧劇場版エヴァと別の世界線のお話だからだと思います。
先の予想でシンエヴァはまたQ(3.0)をやり直すと書きましたが、その先の1.0=シンエヴァではエヴァ本来のルート、結末(いわゆるトゥルーエンド)を描くのでは、と思っています。

そしてシンエヴァはこれまでのテレビ版や旧劇場版をも内包した作品だからと予想します。
この辺りは前記事参照
 

また、改めてタイトルを読み直すと、最初の新劇場版3作は「ヱヴァンゲリヲンの新劇場版」になります。
そしてシンエヴァは「エヴァンゲリオンの劇場版」というのがポイントになると思います。

ちなみにもはや今更ですが、シンは監督のお気に入りなのか、ゴジラやウルトラマンでも使われていますが、新・真・進など色んな意味が込められていると思います。
 

それではまた何か気付いたら書いていこうと思います。
 

3/11、シンエヴァの感想記事(ネタバレあり)も書きました。

シンエヴァ、自分なりの感想・考察・受け止め方【ネタバレあり】


 

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