オクトパストラベラーの新作「オクトパストラベラー 大陸の覇者」の先行体験版が当選しました。
スイッチ版は大好きな私ですが、さてスマホ版はどうなるだろうと気になるところでプレイしてみました。
はじめに
私はスイッチ版はクリアし、裏ボスも撃破済み。
設定資料集やサントラ、アレンジCDも購入したり、年賀状も送ったりしたほど大好きな作品です。
体験版は公式からアナウンスがあるので、それに沿ったネタバレ記事にします。
プレイしてみる
プレイ開始導入
ストーリーはスイッチ版の前日譚らしいですが、どれくらい前なのか不明。
ただ、プレイ中に某キャラが登場したのを見ると、おそらくあまり時間は遡ってないのかも…?
それにしてもスイッチ版プレイヤーとしては気になる単語が出てますよねw
チュートリアル
体験版ではどうやらこのキャラが固定で選ばれる模様。
男性キャラだと思うけど…女性にも見えるし、かなり中性的。
スマホなので操作はタップやフリックになりますが、慣れると問題なかったです。
フィールドでの移動範囲は決まっていて、移動時に画面右上に表示されるマップに行ける範囲も表示されます。
スイッチ版から継承されているオクトパストラベラーのバトルシステムの説明。
ブレイク:
敵の弱点を突いた属性で攻撃してシールドを0にするとブレイクとなり、敵は1ターン動きが取れなくなり、且つ大ダメージを与えられます。
ブースト:
1ターン毎にキャラのゲージが溜まり、溜まった量に応じて攻撃がパワーアップします。
このブレイクとブーストを組み合わせた詰将棋的な戦略が面白いんですよね。
富、権力、名声の中からストーリーを選ぶ
私はスイッチ版ではオルベリクでプレイしたこともあって、一番関係ありそうな権力から選んでみました。
結局関連ありそうで、なかったのでしたがw
ともあれ、後から他のルートもプレイできるので安心です。
あと、ストーリーはスイッチ版と比べると暗いですねw
スイッチ版と比べると表現がエグかったり、麻薬、娼館(これはスイッチ版でもちょっと出ましたが)といったR-15的なものが結構出てきますね。
この辺りはストーリーに関わるので詳しくは控えますが。
まあ、これも富、権力、名声という人間の欲を描いているのでそうなるのかもしれませんね。
スイッチ版のシナリオは自分は好きなのですが、世間の評判も汲んで、スマホ版はより過激なセンセーショナルな感じにしたんでしょうかね。
小さなお子さんは控えたほうがいいかも^^;
バトル
スイッチ版との違いは、まず攻撃のコマンドが固定されています。
後でスキルの入れ替えはできるんでしょうけど。
また、従来のようにバトル中に各魔法やスキルの選択、アイテムなどは使えません。
序盤4人パーティのときに戦闘中に回復アイテムが使えないのでキツイと思いましたが、それも後述するパーティ編成でちゃんと補われていました。
ブースト含め、その辺りのプレイ感触は慣れると全然問題なく、むしろスマホ化で新システム含めて、上手に落とし込んでるなぁと思いました。
「導き」によってキャラを増やすことができます。
導きは移動中ならどこでもでき、どのキャラが加わるかはランダムです。
それによって8人パーティにすることが可能です。
8人パーティは8人全員が行動するのではなく、前衛後衛に分かれ、前衛が行動します。
後衛は下がっている間はHP・SPが回復します。
バトル中はいつでも交代可能。
ただ、入れ替えは前後のキャラしかできません。
8人ですが、思ったより全然ゴチャゴチャしていないし、スイッチ版とは違う戦略性があって面白かったです。
移動中はアイテムや魔法でHP・SP回復ができないし、バトル中もアイテムで回復できません。
そのように回復手段も少ないため、これは逆にキャラ主体のパーティ編成や前後衛で補っていくゲーム性を感じました。
「導き」システム
おそらくスイッチ版プレイヤー皆が気になっている部分だと思います。
明示されていませんが、有償無償のルビーとありますしおそらくキャラガチャでしょうね。
まぁ…これも色々と仕方ないのかなぁと思ってしまいます。
敢えてこれ以上言いますまいw
キャラはレアリティがあり、このキャラだと3ですが、最大4まで上げられるということでしょうね。
果たしてスイッチ版の主人公キャラは出てくるのだろうか…w
まあ、こればかりは一番のとっておきなのでどうなることやら…。
そうそう、イラストはメインビジュアルを担当されている方が一貫して描かれているようなので、スイッチ版の世界観を保ちつつ、ソーシャルゲームにありがちな絵師の違いによるテイストのバラツキもないので安心でした。
(作業量大変そうw)
パーティ・装備・育成システム
敵を倒してもらえる素材を売って、武具が増えるようになります。
売られる武具はどの街でも共通のようです。
武具は装備できるレベル制限があります。
なので、スイッチ版のようにいきなり強力な武具を手に入れるようなフリーダムな冒険はできないようですね。
まあ、これもキャラが多く出るゲームになってるので仕方ないと思います。
あと、バトル終了時では8人全員、そして戦闘不能キャラにも経験値が入ります。
なので、序盤から早めに育成したいキャラを入れたほうが効率が良いと思いました。
BGM
ベースはスイッチ版のBGMの流用ですが、要所要所で新規BGMが入ってますね。
オクトパスはBGMがめちゃくちゃ良いので個人的に楽しみの一つでした!
以下は自分の作業用も含めて、バトルBGMをYoutubeにシェアさせてもらいました。
シンボルエンカウントバトル
スイッチ版通常バトル曲やボスバトル2のような正統派なカッコ良さがありますね。
イベント中ボスバトル
今回の新ボスバトルは転調がエグい事になってるので、耳コピ勢の方々は是非頑張ってコピーしてみてください笑
— 西木康智 Yasunori Nishiki (@yasunorinishiki) 2019年3月26日
ストーリーが暗めと書きましたが、それもあってマイナー曲調で雰囲気が合ってますね。
あと、スイッチ版独特のイベントからスムーズにバトル曲に遷移する仕組みはないみたい。
さすがにハード的な問題かな?
またイベント中でも新規BGMが流れますが、歌声が入っている曲もありますね。
おそらく前作のあの方でしょうか…!
その他色々
キャラのアニメーションや感情アイコン(汗や?など)が増えました。
一番人気のトレサちゃんがいる場所!
スイッチ版との繋がりが楽しみです!
なんだかタイムリーなネタ。
おっと、誰かが来たようだ。
推奨端末はiPhoneだと7以上で結構高めだと思います。
自分はiPhone6Sですが、他のアプリも多く立ち上げているとゲーム中の処理落ちでスローになったりローディングが長かったです。
なので、なるべく他アプリは同時に立ち上げないほうが良いでしょうね。
振動はONにするとブースト時も振動するみたいですが、大元スマホ自体でONにしないと振動しないので、結局自分は未体験ですw
総評・まとめ
スマホという点で大分不安な部分が大きかったのですが、実際プレイしてみると安心しました。
またオクトパスの世界に触れられて嬉しいですね。
シナリオを書いている人も同じみたいなので安心です。
また、スマホというと課金体系が気になりますが、まあ…これも現実的なメーカーさんの事情もあるでしょうし、やはり時代なのかなと思いますね^^;
ただ、超個人的には、オクトパストラベラーは昔ながらのJRPGの面白さを表現していたのが一番のウリで、そこが評価されていると思います。
出来ればそれを失ってほしくないのが本音ですが、このスマホ版のストーリーもプレイしてみて、そう明るい話ばかりが現実ではないし、人間の欲とはと色々考えさせられますね…w
体験版アンケートでは色々書き殴りしてしまったのですが、ちゃんとスイッチ版のようにRPGしていますし、スマホ新作という観点含めてオクトパストラベラー好きは楽しめる作品だと思いましたよ。
後はユーザーのアンケートやツイッターでの意見感想をどのように汲んでくれるかに期待です。
面白いゲームを期待しています…!
Copyright (C) 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
売り上げランキング: 252
他、私のオクトパストラベラーの記事
・【ネタバレなし】RPG「オクトパストラベラー」8人クリアの感想。近年稀に見る最高のゲームでした【スイッチ】
・【ゲーム音楽】オクトパストラベラーアレンジCD「Break&Boost」感想。2つのベクトルのアレンジが素晴らしい