ネタバレありです。
さて、ようやく待望のエヴァンゲリオン破のBDが発売されました。
私の当時の劇場版を見ての感想はこちら。
結局私は劇場版は1回しか観に行かなかったことを後悔してますw
BD版はバージョン2.22として劇場版と比べて修正点が結構あります。
細かい部分や大きな部分がありますが、期待し過ぎたのか自分としてはこの修正、調整には残念でした。
例えば残念なところはBGM音量が絞られ、音声が聞き取りやすくなっているのですが、落下使途(テレビ版名はサハクィエル)戦が特にそうだけど、劇場版を見たときと比べると迫力がなくなっている(気がします)。でもそれは家庭用テレビと劇場の音響効果の違いかな…?
まあ、劇場版は初めての視聴でそりゃインパクトがあるのは当然、しかも映画館ならではの大画面、音響効果なので家庭用の環境では見劣りするのも仕方ないかもしれません。
まして、その劇場版を1度しか見てないし、時間も経っているので脳内美化されていると思いますが。
また、個人的には修正なしのバージョン2.0(劇場版)を見たかったところです。
とは言え、何度もそのBD版を見ていると、それが自分の中で標準になっていくので結局は気にならなくなっていくものですが…。
なので、BD版視聴第1回目は、「こんなのだったっけなぁ…?」と残念な感じでしたが、何回か見ている今は、さほど気にならなくなっています。
次はBD版での自分が気付いた修正点や、改めて見て気付いた点、部分的な感想や予想などを画像付きで挙げてみます。
なおBD版では字幕のON/OFFができるので画像は字幕ONで撮りました。
写真はデジカメで直撮りしているので汚いです^^;
「悲鳴」があるんですよね。よく聞くとアスカの声なんですよね。劇場では気付かなかったです。
しかし改めて、アスカの悲鳴と思うと…(´;ω;`)
序盤、弐号機登場後、シンジと加持のやりとりの追加
これ見ると、加持はこんな重要なモノをひとりで手に持ってきたことが分かります。いくらバッグに手錠つけてるにも、無防備すぎないですかね?w
微妙と言われてる作画w
ヤマシタBGM時、マヤの隣にいた樋口真嗣氏と思われる人物がいなくなっています
これは自分では気付かなかったけど、ネットで違いを調べてたら挙げられてました。確かに隣にメガネした場に似つかわしくないオッサンがいた気がしますw それは樋口真嗣さんという説がありますがw
先に挙げたサハクイエル戦
何故か劇場に比べて迫力がなくなってるような気がするんですが、自分だけでしょうかね^^;
セカンドインパクト回想シーン
いわずもがな、ウルトラ兄弟w
左からゾフィー、マン、新マン、セブンですね、わかります。監督自体、特撮が好きでこういうお遊び入れてるんだろなぁ。
ミサトの携帯の着信音(ウルトラマンの無線、キングギドラの泣き声)や冒頭でのスタジオカラーのテロップの効果音がウルトラマン変身のものとか。破の作風として、昭和テイストな要素を盛り込んでますよね。歌謡曲やギャグのノリや中盤でのお食事会もそう。
ギャグのノリは、例えばアスカの裸シーンでシンジを蹴るところなどが昭和からの典型的なお約束パターン。
表情の変化や顔を赤らめるのは昔からのベタな演出(しかもそれが従来のエヴァのシンジのシーンのパロディだからなお面白い)。顔を赤らめる演出は全般的に多いですよね。お食事会でも女子が好きな男子へ料理をもって好意をもたせるのは、いかにもな昭和なテイストです。
そういったこともあって視聴者の世代が広いエヴァでは、より30代以降の人は懐かしい感じとして楽しめるのではないかと思います。
このシーンを見直して、新ヱヴァのラストはゲンドウがシンジを身を呈して助けるんじゃないかと思ったり。
SDATの数字が27に
マリとシンジの接触から、SDATの数字が27になることマリの登場がエヴァを破壊するとのことで、今まで繰り返していた25、26がついに未踏の27になります。(数字はテレビ版での話数を表しているとのこと)
ペンペンが一緒に避難している
これも修正らしいです。確かに前作だとペンペンがどうなったかあやふやになってましたからね。
ビーストモード発動時の演出
こんなにあっさりしてたっけ…?自分の記憶だと、窓に赤の文字、紋様がずらっと並んだ気もするんだけどなぁ。
ゼルエル戦でのシンジの顔の修正
今までは狂気の笑みでしたが、今作のシンジは自分の意志で行動している、のが大きく現れていますから。
月での物体の正体
新ヱヴァは前劇場版の続きではないか、という仮説がありますが、やはり間違いないでしょう。Mark.06(エヴァ6号機)の中の人は前作のリリスのようですね。
地球のセカンドインパクト(前作のサードインパクト?)地点に前作劇場版のラストの十字架が見える
カヲルの意味深な言葉
新劇場版が前作(テレビや旧劇場版)の続きというような伏線がこちらでも張られていますよね。確かに旧劇場版では皆は幸せになりませんでした。
劇場公開視聴の私の感想でも書きましたが、今回の新ヱヴァでは皆が幸せになれる作品になると思っています。それは今作がこれまでと比べ、角もとれて、エンターテインメント性、娯楽性が高い作品になっていますから。
ちなみに破の作中で綾波レイがアスカに「あなたにはエヴァに乗らない幸せがある」とか「碇君がもうエヴァに乗らなくていいようにする」といった発言があります。今作のヱヴァがラストで幸せになるとしたら、エヴァに乗らない幸せ、つまりテレビ版のラストの学園生活になったりして?w まあ、それはやりすぎかもしれませんが、その辺を色々考えてみるのも楽しいものですw
次は予告です。
この構図、前作の弐号機がロンギヌスの槍でやられることのオマージュですかね。弐号機は逆に身体を反らせてるけど。
これも構図としてテレビ版24話「最後のシト」のオマージュになるのかなぁ? ドグマへ降りるテレビ版の弐号機=Qでの6号機、似てます。カヲルがいるのは両方同じだし。それと6号機はカタチが初号機っぽいのも意味があるのかも…?
エヴァ8号機って、あれ、7号機はどうなってんの?w それとパイロットって誰なのか気になるなぁ。
服装からして、二枚目画像の手前にいるのはカヲルと分かります。影になってる4人はシンジ、レイ、アスカ、マリと考えるのが妥当なところだけど…?
個人的な予想で、加持はテレビ版の死亡フラグを回避するんじゃないかと思ったりしてますw
このシーンが全くもって意味不明ですw
なんでレイがこの制服を着てるのかが不明。この制服着てたのはテレビ版最終回だけだった気がするけど…?
前のレイの画像と背景が一緒ですな。
名前が消されているのが気になる。
アゴが尖っていますねw 左目の眼帯はTHE END OF EVANGELIONのキズ以外に考えられないですよね。
ちなみにQuickeningとは胎動との意味。
劇場未公開のボツシーンが4つ見られます。こういうシーンで声優が声をあてていくわけですね。
私が当たったフィルム。シンクロテスト後、修復作業の初号機。まったく面白味がないシーンw
他、細かいことなど。
・マリの存在意義が個人的には「?」
商業的、話題的な意味合いが強いと思いますが。どっかで鶴巻氏がデザインしたとか見たような気がするけど、そうだったとしたら確かに氏のデザインっぽいし、楽観的なキャラで、従来のエヴァには似つかわしくないキャラな感じがします。
だからこそ、エヴァを破壊するキャラなんだろうけど。それにしてもビーストモード、あんなシーンだったっけ?思いっきりかませ犬すぎですねw
・水族館でのシーン
思いっきり滅菌処理してたけど、アスカが携帯ゲーム機、ケンスケがビデオカメラを持ち込んでたけどどうやって滅菌処理したの?w 単に持ち込み物は処理しなくていいだけ?w
・アスカの縞パンが見られるのはエヴァンゲリオン破だけ!
・ゼルエル戦、弐号機に誰が乗ってるか分からなく、勝手に動いてるのに、ネルフの人間はあまり驚いてない様子。…いいの?w
・ラストでの(テレビ版で言うなら男の戦い)でのシンジがもう一度エヴァに乗ると決意するシーン
前作では加持に説得されてですが、今作は自分の意志で乗るところが改めて見て良かったです。
・ゼルエルの綾波レイを吸収してからの胸の乳首の表現
誰得www
・サードインパクト発動時の「翼をください」のラスト付近のBGM、ヴァイオリンなどの使用が前作のサードインパクト、「甘き死よ来たれ」のBGMのテイストになんとなく似てますよね。
・映像特典での林原めぐみさんの「19番、今日の日はさようなら、歌います!よろしくお願いします!」の喋り方に吹いたw
さて、なんだかんだでBD版は購入して良かったです。
次のQの公開も楽しみです。
↓↓↓2021.3.11、シンエヴァ感想記事(ネタバレ)を書きました。是非ご覧ください↓↓↓
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