出典:http://www.capcom.co.jp/sf30ac/
「ストリートファイター30th アニバーサリーコレクション インターナショナル」(アニコレ)のスイッチ版を購入したのでレビュー・感想を書いてみたいと思います。
なお、スイッチ、PS4、XBOXone、スチーム版も内容は一緒だと思います。
基本的なゲーム内容
国内版12タイトル+海外版12タイトルがプレイできる
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過去に発売された国内版12作品を遊ぶことができます。
更に国内版アニコレでは上記12タイトルの海外版も遊ぶことができます。
オンライン対戦について
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画像の4タイトルをオンライン対戦で遊べます。
やはり対戦ゲームなので対戦してナンボですよね。
この辺りの仕様も以前発売された海外版とほぼ同じです。
以前に海外版の記事も書いてますので、そちらも合わせて読んでもらった方が理解しやすいかと思います。
→【海外版】アニコレ、ストコレ、SF30th…ストリートファイターアニバーサリーコレクションを買ってみた
なお、PS4版とスイッチ版の違いも記載しています。
→【海外版】アニコレ(SF30th、ストコレ)、PS4・スイッチ版の違い、良いところ悪いところ
なお、以下ゲーム表記は混同しやすいので日本版で記載、画像も過去の海外版のも使用したりしていますのでご了承を。
海外版との違いや特筆すべきところ
オフラインでは国内版が遊べる
やっぱこれですなぁ…。 pic.twitter.com/AftXAVPAza
— ナミヘイオグ (@namiheiogu) 2018年10月25日
当たり前のことなんですが、国内版を遊ぶことができます。
基本、大きな違いはそこですねw
それによって幾つか細かい違いがあり、
・ゲーム中のメッセージが日本語(当たり前ですがw)
・ストZEROのドラマチックバトルでのBGMでは「愛しさと切なさと心強さと」が流れる
※現在自分が把握しているのはこれくらい
ストZEROのドラマチックバトルの動画・遊び方
リュウ・ケンそれぞれプレイヤー二人が操作し、CPUのベガと2対1のバトルで遊べます。
なお、このストZEROのドラマッチックバトルは、1994年に公開された劇場アニメ「ストリートファイター MOVIE」の劇中のリュウとケン二人でベガと戦うシーンをモチーフとしています。
その場面ではBGMとして篠原涼子さんが歌う「愛しさと切なさと心強さと」のメロディが流れました。
ですが、海外版のドラマチックバトルではそのメロディは流れない仕様になっています。
ちなみに国内版の劇場アニメはDVDしか出ていませんが、海外版ですとBDが発売されています。
そこで海外版BDを買ったところ、音声が日本語、英語で切り替えのできるのですが、英語版だと「愛しさと切なさと心強さと」が流れていません。
なので、ゲームの海外版も同様だったんでしょうね。
なお、海外版BDの詳細についてはこちらの記事を見てください。
→【劇場版】ストリートファイター2ムービー、海外版BDを買ってみた
ストZERO3のドラマチックバトルの方法
ちなみに海外版同様ですが、ストZERO3ではドラマチックバトルを遊ぶことができます。
方法はタイトル画面でKボタン3つ同時押ししながらスタート。
タイトル画面が薄い水色だったので、もしや?と思って試したら、やはりドラマティックモードとサバイバルモードが出来た! #スト30th #NintendoSwitch pic.twitter.com/HvEf9Vfpqr
— 春日崎あおい@コミティア126【け45a】 (@aoikasugazaki) 2018年10月26日
他、Pボタン3つ同時押しスタートでサバイバルモード、ism決定時にスタートボタン+小P+中K+大Pを押し続けることでファイナルベガとの対戦もできます。
海外版と国内版共通してオン対戦ができる
これまで海外版を買っていた人は国内版を買っていた人と一緒にオン対戦することできます。
先行して海外版を既に購入していた方は気になっていたところでしょうけど、予想通り(?)同じくオン対戦することができました。
個人的に良かった点
こちらも海外版同様ですが、オン対戦のロビーでは予めゲームタイトルを複数選んでおくと、対戦途中でゲームを変更できます。
人によってはこのゲームだけしか遊ばないというこだわり派もいるでしょうけど、折角なので遊んだこともないゲームで対戦する良い機会だと思いますし、相手に合わせてタイトルを途中で選べるというのも面白いと思いました。
自分はこのタイトルでは負けたけど、別のタイトルならば負けない!といった遊び方もできると思いますw
気になる点など色々
以前にも書いた海外版と全く同様ですが、改めて列挙してみました。
オン対戦4作品が国内版ではない
以前から色々言われていましたが、もはや仕方ないと思っていますw
実現できなかった真相は今だ分かりませんが…。
でも昔XBOXで発売されたストアニのオン対戦は言語セレクトできた記憶があるんですが…w
オン対戦でトレモ待ち受けがない
海外版同様、もはや家庭用の格ゲーでは必須ともなっている機能ですが、アニコレでは残念ながら入っていません。
練習しながら待ち受けしたいですよねぇ。
オン対戦でのステージ
Xでのオン対戦は使用するキャラ(選択順)によってステージが決まっています。
(ダッシュターボ、ZERO3、3rdはよく調べていないので分かりません)
なお、それによる弊害もありますw
全国のDJ、フェイロン使いの人に伝えたい。キャラ選択時に先にこのキャラを決定すると、ゲームスピードが異常に速いUSSRステージが選ばれてしまいます。
この2キャラを決め打ちで使う場合は、相手がキャラを選び終わってから決定ボタンを押してくださいー!
このふたりの同キャラは諦めw #アニコレ pic.twitter.com/kwtVCfwdh0
— sdora (@sdora_tweet) 2018年10月26日
スパ2Xではステージによってゲーム速度が違う仕様なのですが、オン対戦でのスーパーターボではスパ2Xよりゲーム速度が速いんですw
それによってUSSR(ザンギステージ)だとめちゃめちゃ速いんですよねぇw
きっつーw
オン対戦でのスイッチ版・PS4版の良好度
こちら、以前にも掲載したスイッチでの海外版での対戦動画ですが、国内版でも同じような通信状況でした。
ちょっとカクついていたり、BGMがブツブツ言っているのが分かるかと思います(対戦相手は国内の方です)。
通信もブツブツしているのか、それによって個人的にコマンド入力も漏れているような感じがして技が出ない場合も感じます。
ただし、PS4版ではそのようなことは無いんですよね。
ハードの通信設計の問題…??
ちなみにオン対戦するときは事前にオプションで入力遅延の設定を0にしておきましょう。
ともあれ、そんなわけで私は本気でオン対戦するならPS4版でプレイしていますw
もちろんコマンドの出やすさはあくまで個人の感覚ですw
操作の遅延について
現役のガチプレイヤーが特に気にしている点で、アーケード実機に比べてボタンを押したときの遅延があるようです。
正確に何フレームかは自分は分かりませんが、やはり現役勢からするとその微妙な遅延による感覚の差が気になっているようです。
ゲーム中、オプションを出して戻ったとき一瞬操作不能
ゲーム中にオプション画面を出し、ゲームに戻ったとき0.5秒程キャラを操作不可能な時間が存在します。
それによってCPU戦で攻撃をくらう瞬間も出てくるんですよね…。
オン対戦でのプレイヤー人口
自分がスイッチ版とPS4版両方をプレイした感じや色んな人の話を聞いていると、PS4版が一番人口が多く、次にスイッチ版、そしてスチーム&XBOXoneが同じくらいのようです。
対戦目当ての人は対戦人口も重要な問題なのでご参考にしていただけたらと思います。
PS4版だとレガシーコントローラー非対応
海外版を買ったとき気付いたのですが、PS4版だとレガシーコントローラー非対応なんですよね、これ…。
そのためにわざわざアケコン買い直した自分がいるんですが…。
うーん、非対応ってどうなんでしょうか…。
ちなみに自分はこのアケコン使ってます。
操作は全然問題なく良いです。
オン対戦でのロビーの仕様
基本的に海外版と気になる部分は同様です。
■部屋人数について
4人部屋固定なので人数を選べたら良かったですね。
日本では未発売のスト2HDでは対戦部屋の人数を選べたのに…w
■ゲームタイトル選択について
4タイトルがオン対戦で遊べますが、どのゲームタイトルで遊ぶか絞り込みで検索できます。
ただし、それも説明が画面下部にボタン表記の説明が気持ち程度にあるくらいで、初見の人には分かりづらいと思いました。
■観戦方法について
対戦開始前の準備中にスイッチ版ではXボタン(PS4版では△ボタン)で観戦することもできます。
押すと目のアイコンが付きます。
ただし先のゲームタイトル選択同様に観戦方法のやり方の存在が非常に分かりづらい…。
一般的によくあるゲームのように、初めて開いたゲームの進行状態のときは説明表記が欲しかったところです。
それにデフォルトでオンになっていないのは何故なのか気になるところです…。
■人によっては対戦できないバグ
海外版から起きていた相手の組み合わせによって対戦ができずエラーになるバグが今だ残っているらしいです。
PS4版だと対戦相手とのIDの組み合わせが原因らしく、別のIDならば対戦できるとのことです。
■その他
他にも細かい点で気になるところはあるのですが、個人的に大きな部分は上記の通り。
オン対戦ではZERO2も欲しかったけど…w(ZERO2とZERO3は別ゲーだと思っているのでw)
あくまでオン対戦できるゲームはシリーズ最終作にしているんでしょうね(ダッシュターボはCPS1基盤での最終作)。
それにしても、それら不満点を国内版発売に合わせてアップデートで改善されるかと思ったらそうではなかったのも残念ですね。
今後のアプデによる修正を期待したいところですが……果たして…。
総評・まとめ
ようやく国内版が発売されましたね…!
そもそも当初アニコレが発表されたときは、この国内版のインターナショナルの中身は海外版のままでした。
それに対して、プラチナゲームスの神谷さんのツイートや、当ブログでもその仕様に意見があって色々書かせてもらったり、皆さんのメーカーへの意見要望もあってこの国内版がリリースされたのは結果として良かったと思います。
正直、内容についてはまだまだ気になる部分もありますが、色々な状況等を察するとここら辺が妥協ラインかなぁと感じています…^^;
とは言え、メーカーは今回の件を是非今後にも活かしてほしいと思います!
元々ストリートファイターシリーズは日本で生まれた格闘ゲームの金字塔タイトルで、もはや世界に誇るブランドのゲームです。
そしてこのゲームの大ヒットによってメーカーも大きく成長したと思います。
にも関わらず、シリーズ30周年と謳いつつも、当初は国内版の中身が海外版そのまんまという国内ユーザーをないがしろにした判断は首をかしげるものでした。
もちろん大人の事情だったり、営利企業なので慈善事業ではないわけですが、それでも個人的には商売やモノ作りにおいて外してはいけない重要なポイントは大切にしてほしいなぁと感じました。
自分にとってストリートファイターシリーズは大好きなゲームです。
メーカー、開発の方はこれからもユーザーが楽しめる面白いゲームを作り続けてほしいと思います…!
最後に
自分もプレイの腕前は未熟ですが、一応4タイトル遊ぶことができますので、オン対戦で会ったらよろしくお願いしますm(_ _)m
当ブログではこれまでアニコレやウル2、スパ2Xなども記事にしていますので良かったらご覧ください。
また、先日スパ2Xでのキャミィ上達記事も書いていますので良かったらこちらもどうぞ。
国内版アニコレ発売!初心者向けスパ2X(ウル2)のキャミィ上達の攻略を書いてみました【その1】