佐賀ット商店のスト2企画書の撮影画像&ウメハラさんと西谷亮さん(スト2生みの親)との対談がすごく面白かった
以前の記事で書きましたが、佐賀ット商店でのスト2の企画書を20ページくらい撮影してみました。
全ページのうちの1/3か1/4くらいですかね。
後の動画で出ている西谷亮さんの企画書でしょうね。
撮影時は人が少なかったと言えど、さすがに全ページ撮影するのは忍びなかったので、それくらいの撮影に留めておきましたw
ところどころ画像がボケてたり光で見えないのはご愛嬌ということで…。
各画像クリックで拡大します。
企画書
まだワープロが無かったようで手描きだったようです。
開発での四天王の最初の呼び名は
・タイソン
・忍者
・サガット
・イーグルヘッド
だったようですw
Pen+の本にも書いてあったと思いますが、プレイヤーキャラの呼び名は
・鈴木
・ハマブランカ
・娘
・ゴバルスキー
・ナラダッタ
だったようですw
こちらにも当時の開発秘話が書かれているので必見です!
当たり判定の部分。
写真ボケちゃってますが><
後述する動画でも言われてますが、スト2は当たり判定などをそれまでのゲームよりちゃんとしたかったようです。
「わ~い ついにワープロを、買ってもらったよ~。」
の説明が微笑ましく時代を感じますw
根性値などについて書かれてます。
これらも下記の動画で語ってますね。
ROM提出管理票。
レア過ぎるw
西谷という捺印がされていますね。
これで世にスト2が出荷されたのか…。
ココまでくるとほぼ完成形ですよね。
ソニックブームの最初の名称は神砂嵐w
ジョジョのワムウの技そのまんまやんw
各ステージのストーリーエピソードですね。
動画:ウメハラさんと西谷さんの対談
■その1
■その2
■その3
■その4
Part4まである動画です。
長いですがめちゃくちゃ面白かったです。
動画自体は1年半前のもののようです。
スト2開発秘話はなるほどと思ったり、こうした偶然…いや必然によってスト2が誕生したのかと思うと感慨深かったです。
●スト2の凄さ
まずプレイしなくても見ただけで面白そうという、特にキャラの大きさやアニメーションのインパクトが凄かったですね。
キャラクターの多さや個性、必殺技などもそうでしたし。
そして実際に触ったときの触感が気持ち良くて大事だと思います。
初代スト2では効果音もすごくそれだけで快感でした。
シンプルに、触ってみて楽しいって一番大事だと思いますね。
ちなみにスト2後、スト3かX-MENどちらの開発を選ぶかというとき、X-MENを選んだのも新しいものを創りたいというのが感じられました。
もしスト3に携わっていたらどうなっていたんだろう…w
●面白いゲームの作り方
面白いゲームの作り方って、理屈じゃなかったり、アイディアやバランスなどの”何を足して何を引くか”という取捨選択の軸も「面白さありき」で作ることが大事とつくづく思いました。
アイディアに関しては言うと、それならスーパーマリオだって、なんで亀軍団と戦うのか、キノコ取ったら大きくなるのか、花を取ったら火を出すかなんて荒唐無稽ですw
当時のドット表現による苦肉の策らしいですが、結果面白ければ何だって良いのが分かります。
また、西谷さんの人柄の良さも感じたり、ご本人の哲学の面白いゲームはこうやって作られるという話が良かったですね。
まあこれはゲームだけに限らず仕事全般に言える話だと思いますが。
・現場では上司は若い人に任す。何かあったら責任は上司自分が取るという人だった。
→まず上司が良かったんでしょうね。
・よって、若い人たちは柔軟なアイディアで自ら楽しんで開発
→楽しいからこそモチベーションが上がって、より面白いモノが作られるという好循環
・しかし作っていくことでの視野が狭くなることや盲信も禁物で、客観的に見ることが大事
・ネガティブな意見も大事
でしょうか。
●ファイティングEXレイヤー
EVOの話もありましたが、このときの動画はまだファイティングEXレイヤー未発表のときですよね。
なるほど、それが色々繋がっていくんだなーと思いました。
個人的にファイティングEXレイヤーは気になっているソフトで、まだ様子見ですが状況を見てPS4本体ごと買うかもしれませんw
eスポーツの盛り上がりも大事ですが、メーカーはまず面白いゲームを創っていってほしいですね!
オマケ
EVOjapan2018で一緒に撮影していただきありがとうございました!
私は今日だけで、何発の波動拳を放ったのだろうか…
— 西谷 亮 (@nin_arika) 2018年1月27日
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