前編からの続きです。
06. デスクリムゾン
メーカー:エコールソフトウェア
発売:1996年8月9日
売上:17,519本
通称「デス様」と呼ばれるクソゲーでありバカゲー。
あまりのひどさのツッコミどころは伝説級で、もはやそれが愛されていたソフトでしたw
・タイトルロゴクレジットの不気味さ
・ツッコミどころ満載のオープニング
・ツッコミどころ満載のキャラクター設定
・理不尽なゲーム仕様
・グラフィックのペラペラさ
・声優の演技がひどい
などなどw
『セガサターンマガジン』の読者投票ランキングにおいて、初登場ぶっちぎり最下位(1~10の評価中、平均1.0909)をマークし「最下位帝王」と呼ばれた 。同時に、編集部より「超魔王」の称号を献上される。その後、幾度か新参に王座を掠め取られることはありながらも、長きにわたって最下位に君臨し、凡百のクソゲーとの格の違い、威厳あふるる真の帝王の存在を知らしめ続けた。
オープニングの「せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!」のセリフは有名w
何が「せっかくだから」なのかも分からないし、目の前の扉は赤く無いというw
自分は買ってプレイ、正攻法でちゃんとクリアしましたよ!
でも、凡作は埋もれてしまいますが、ファミコン時代のようなこうしたバカゲーみたいなものが、逆に個性があって目につくんでしょうねw
どれだけひどい内容かはwikipediaやゲームカタログ@Wiki~クソゲーから名作まで~をご覧くださいw
07. ポリスノーツ
メーカー:コナミ
発売:1996年9月13日
メタルギアの小島監督作品。
スナッチャーに続くSFハードボイルドアドベンチャーです。
PS版が先行発売されていましたが、その最終形態。
小島監督作品はその徹底された世界観や設定、ストーリーがイイですね。
バーチャガンに対応。また、プライベートコレクションの内容はメイキング等の一部を除き、ゲームクリア後の映像特典として収録されている。
新規カット・本編中でセクハラを行える女性キャラが増加。さらには女性キャラの胸を直接触ることができ、他キャラに触れたことがあればご丁寧にも「○○より大きい(小さい)」といった比較までしてくれる。
ちなみに、初回限定パックは全36ページのセル画つきハードカバー写真集が付属する豪華仕様だった。
BGMはもちろんコナミ矩形波倶楽部。
声優陣もスナッチャーお馴染みの人気ベテラン声優。
メカデザインはカトキハジメさん。
特典のポリスノーツジャンパーももらいました。
08. サクラ大戦
メーカー:セガ
発売:1996年9月27日
売上:51万本
広井王子さん、藤島康介さん、あかほりさとるさん、田中公平さんによる豪華制作陣。
当時バーチャファイターなどで硬派なサターンでしたが、このソフトでアニメ好きや女性客の取り込みにも繋がったと思います。
ゲームは大正浪漫とメカの世界観で、女性ヒロインが6名登場によるギャルゲーのようなアドベンチャーパートとシミュレーションRPGの融合で、主題歌の「檄!帝国華撃団」もキャッチーで、ココまで力を入れたゲームは目新しく話題でした。
ゲームはターゲットもあってか優しい難易度でしたが、世界観や歌が良かったですね。
個人的に詳しくはないのですが、大正や昭和などの昔の歌謡曲などのメロディーが好きで、帝国歌謡全集のCDは買って、今でも手元にありますw
・さくら
・愛ゆえに
・花咲く乙女
の歌が特に好きです。
09. エネミー・ゼロ
メーカー:ワープ
発売:1996年12月13日
売上:60万本
当時、業界の風雲児、問題児でもあった、WARPの故飯野賢治さんによるゲーム。
この作品を入れるか悩みましたw
本来このゲームはプレイステーションで発売される予定のソフトであったが、飯野本人が1996年3月27日に行われたイベント「プレイステーションエキスポ」でセガサターンにハードを変更する、と発表して波紋を呼んだ。理由は色々あるが、一番としてはPS版『Dの食卓』の初回出荷本数について約束した本数をちゃんと出荷しなかった事から不信感を抱いたという。
引用:wikipedia
元々PSソフトで開発していたのですが、プレイステーションエキスポのイベントの発表映像にて、プレステのロゴがサターンロゴに変更して、プレステ発売はやめてサターンで発売する!という大問題をやらかしましたw すごいですよねw
ゲームとして面白いかというと正直微妙ではありましたw
でも、ゲームのテーマである、見えない敵との戦闘による緊張感や恐怖感はすごかったですね。
ちょっとうろ覚えですが、セーブもゲーム内のバッテリーにリンクしていて回数制限が決まっているのです。後半につれてそのバッテリー消耗が恐ろしく感じました。
難易度はかなり高かったです。
エンターテイメントとして万人が楽しめる娯楽作品ではなく、芸術的・アートなゲームでしょうね、これは。ユーザーに媚びてなく、ここまで突き抜けたゲームは稀有だと思います。
10. ヴァンパイアセイヴァー
メーカー:カプコン
発売:1998年4月16日
売上:約21万本
※動画はアーケード版でのウメハラ氏の対戦動画
アーケードでも稼働していたヴァンパイアハンターの続編です。
CD-ROMだけではなく、ファミコンカセットのような4MB拡張RAMを本体にセットしないと遊べないのですが、その分移植度も高かったですね。
更にサターン版で特筆すべきなのは、セイヴァーでリストラされていた3名のキャラも使えるのです。
・パイロン
・フォボス
・ドノヴァン
いわば完全版セイヴァーですね。これは良かったです。
ちなみゲームとしては、スピードが早くなり、ラウンド制廃止、インパクトダメージゲージシステム、アドバンシングガード、ダークフォースシステムが搭載で、ハンターとの差別化が図られています。自分はハンターが好きなのですが、この辺りは好みでしょうねw
(CPU戦の人数が減ったり、ゲームスピードアップ、ラウンド制廃止などはアーケードのインカム重視なんだろうなぁと思いますがw)
以上、超個人的セガサターン10選でした!
ちなみにバーチャ2やAZELが入ってねーぞ!という人もいるかと思いますが、後編で他、気になったゲームを挙げますw
良かったら後編もご覧ください。
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