オグヘイのチラシの裏

【ゲームレビュー】改めて「ヴァンパイアシリーズ」の面白さとは

カプコンの格闘ゲーム「ヴァンパイア」シリーズ。
その魅力を主に初心者向けに書いてみます。
 

ヴァンパイアシリーズの魅力とは

皆さんご存知のように格闘ゲームはストリートファイター2が元祖です。
当時の格闘ゲーム(1994年頃)のほとんどが現実の世界の格闘家、つまり人間同士が戦うゲームばかりでした。
 
そんな中、ヴァンパイアシリーズは、吸血鬼や狼男、フランケンシュタイン、ゾンビなど人間ではなくモンスター(作中ではダークストーカーと表記)が戦うところが魅力の一つだったのです。
 

 

▼見た目の面白さ


出典:http://www.capcom.co.jp/VR/
 
登場キャラがダークストーカーであることで、人間では不可能な動きができるのが魅力なのです。

ダッシュしてる最中はロケット噴射で飛ぶ、手足に急にノコギリが出る、他、突然ありえないほどに形状が変化する見た目が特徴的です。
 


出典:http://www.capcom.co.jp/VR/

そして絵柄もアニメ描写・コミカル表現を取り入れユニークで面白いです。
 

出典:http://darkstalkers.wikia.com/
 
またグラフィックも従来の細かなドット絵ではなく、アニメ塗りによって、アニメパターンを増やし、ディズニーのような滑らかなアニメーションも魅力です。
 

▼格闘ゲームとしての面白さ

独自のシステムとして、

1.「チェーンコンボ」:複雑な操作をしなくても連続技(コンボ)を行える
2.「ガードキャンセル (GC)」:防戦一方になっても反撃できる

があります。
 

1.チェーンコンボとは

ボタンを小→中→大とタイミング良く順番に押すだけでコンボを出すことができるのです。
 
これなら初心者でも簡単にコンボを出すこともできますよね。
 
モリガンのしゃがみ小K、中K、大Kのチェーンコンボ。

 
ちなみにヴァンパイアシリーズではチェーンコンボに必殺技でキャンセルかけることはできません
 
後のギルティギアシリーズやそれ以降の2D格闘ゲームでは、大抵通常技のコンボから必殺技までコンボとして繋げられるようになっていますが、ヴァンパイアシリーズではそれができません。

実際、必殺技でキャンセルできるようになってしまうと大味になってしまったり、ゲームバランスが崩れてしまってできないようにしたのかなと思います。
 
例えば、最初の小技一発でも入ってしまえば必殺技まで確定してしまうゲームになってしまうからです。
 
元々、スト2系の格闘ゲームでは小・中・大の攻撃ボタンがありますが、
小:ローリスクローリターン
中:ミドルリスクミドルリターン
大:ハイリスクハイリターン
必殺技:よりハイリスクよりハイリターン

といった性質を持つのが基本です。
 
それぞれの技の特徴を生かして、戦略を持って対戦することにゲームとしての面白さがあると思います。
 
ヴァンパイアシリーズでは、通常技の小中大がチェーンコンボとして繋がるという前提のゲームでゲームバランスを取っています。
 
ココでもし必殺技でキャンセルできるようになってしまったら、一気にゲーム性や戦略が変わってしまい、破天荒な何でもアリなゲームになってしまい、途端つまらなくなると思います。
 
個人的にヴァンパイアシリーズは、カプコンがストリートファイターに続くゲームとして、ストリートファイターの面白さである、立ち回り、差し合いの面白さに加え、チェーンコンボによって初心者でも遊ぶこともでき、そしてコンボによってラッシュをかけるゲームとしての面白さを味付けしていると思います。
 
このバランスが面白いと思います。
 
特にヴァンパイアはシリーズで何作かありますが、個人的な好みとしてはハンターがストリートファイターの面白さとヴァンパイアならではの面白さが上手く融合したバランスのゲームだと思っています。操作感がスト2に近いのもありますが。
 

2.ガードキャンセルとは

 
ガード中に特定の必殺技の入力をすることでガードをキャンセルして必殺技を出すことができます。
 

▲ガードキャンセルに成功すると、体が白く光り…(2P側オルバス)
 

▲「GUARD REVERSAL」の文字が表示されます
※セイヴァーでは「GUARD CANCEL」と表記
 
ガードキャンセルの意義は何と言っても、チェーンコンボの対(つい)になっているということです。
 
システムがチェーンコンボだけではどちらかが一方的に攻撃する展開になってしまいますが、そんな一方状態をガードキャンセルで切り返すことができるのが大きいですね。
 
更にチェーンコンボのような多段技の方がガードキャンセルを出しやすいこともあります。
 
よって、レベルの高い対戦になると、相手が攻撃をガードしている場合はチェーンコンボを途中で攻撃を止めて、相手のガードキャンセルをくらわない駆け引きも出てきます。

このあたりのゲームシステムとしてチェーンコンボをウリにしつつも、その一方的な展開を切り返せる対のシステムも存在し、それらによってより駆け引きが面白くなるのは良くできているなぁと思いました。
 

▼その他システム

 
スペシャルゲージを使ったES・EX必殺技の存在

格闘ゲームではもうお決まりになっているゲージをストックして使う超必殺技のことです。

ただヴァンパイアシリーズの場合は大ダメージを与えるものではなく、色んなタイプの技があります。

そのゲージもストックすることで、ES必殺技とEX必殺技の2つを使用することができます。
 
★ES必殺技:
ゲージを使って必殺技がパワーアップ。使用時はキャラが青く光る


▲モリガンの通常のシャドウブレイド(いわゆる昇竜拳)は単発技だが…


▲ES版のシャドウブレイドは多段になってダメージが増え、上昇中は完全無敵
 
 
★EX必殺技:
ゲージを使った場合のみ使える特殊必殺技。キャラが虹色に光る

 
例えば…


▲フォボスのファイナルガーディアン


▲ビシャモンの鬼首捻り

ちなみにES必殺技は通常必殺技より多段(攻撃回数が増える)になることが多いのに注目です。
それは上に書いたように多段技技はガードキャンセルの的になりやすいんですよねw
リターンが増える分、リスクも増えるというところでその技の使いどころを考えるのも面白いんですよね。
 

 

さて、シリーズでどれをプレイしたら良いか

 
結論から言うとハンターかセイヴァーだと思います。
 
まずアーケード版のシリーズでは、
ヴァンパイア(初代)(1994年7月)
ハンター(1995年3月)
セイヴァー(1997年5月)
ハンター2/セイヴァー2(1997年9月、2バージョン同時稼動)

 
初代は、まだシステムも粗削りで難易度も高く、現在ではプレイヤー人口もほとんどいないのが実状です。
 
また、ハンター2/セイヴァー2は最新作となりますが、その2つの違いは、それぞれのゲームで使用可・不可のキャラがいたり、単純にゲームも2つに分かれているため、プレイヤー人口も分散しやすい、何より、現在のアーケードでの稼働状況や大会や、現在オンライン対戦可能なヴァンパイアリザレクションではプレイできないためです。
 
よって、プレイするならハンターかセイヴァーの二択になると思います。
 
そしてこの2作品、どちらが良いのか、というと、それこそが好みになるわけです。
 
ハンターは個人的にスト2的な立ち回り、差し合いに似ている感じもありますね。
 
セイヴァーはよりスピーディーな展開で、更に主体的にラッシュをかけていくゲームに思います。
 

ゲーム動画

 

★ヴァンパイアハンター対戦動画(私がモリガン。上手くないですがw)

 
なお、この動画は2013年にXBOX360で対戦してたときですねw
その後PS3に移行して練習し直し、今ではこの動画よりは上達しているハズですがw
 

★ヴァンパイセイヴァー対戦動画

ヴァンパイアセイヴァー ミカド大会 2013/02/23 その1

 
先に書いたようにセイヴァーの方は、ゲームスピードや展開も速く、もっとラッシュをかけていくゲームに感じます
 
 
ハンター、セイヴァーどちらが面白いか、これは優劣をつけるものはないと思います。
面白さのベクトルも違ってますし、結局は好みですからね。
それぞれにそれぞれの良さがあり、好きな方をプレイするのが良いと思いますw
 

■家庭用でのヴァンパイアシリーズ(発売順)

★ヴァンパイアハンター(SS)

1996年2月23日発売

 
デバッグモードで当たり判定やダメージの表示、コマ送りなどの機能も見ることができます。それにしても当時でこんなに移植度が高くてびっくりしました!
 

★ヴァンパイア(PS)

1996年3月29日発売

 
オープニングとスタッフロールに矢沢永吉さんの楽曲が使われているようです。
※私は未プレイ
 

★ヴァンパイアセイヴァー (SS)

1998年4月16日発売

 
アーケード版『セイヴァー2』からキャラクターのフォボスとパイロンとドノヴァンが追加され、セイヴァーのシステムで全キャラプレイすることができました。このサービスは良かったですね。
 
できたらこのバージョンが最終形態としてアーケードでもリリースされたらと思いました。(アーケード版ハンター2/セイヴァー2は容量のため、それぞれキャラを削った仕様になったそうです)
 

★ヴァンパイアセイヴァー EXエディション(PS)

1998年11月5日発売

 
SS版を更にパワーアップさせたようで、キャラ選択時に『セイヴァー』をベースにした「D.F.チェンジ」、『セイヴァー2』&『ハンター2』をベースにした「D.F.パワー」の2種類のキャラクタータイプを選択可能。キャラクターの色設定を変更したり、対戦によるキャラクターの育成などが可能とのこと。(wikiより)
※私は未プレイ
 

★ヴァンパイアクロニクル (DC)

2000年8月10日発売

 
『セイヴァー2』のゲームシステムを基に、ダークガロンを除いた過去シリーズの全キャラクターが総登場。ゲームモード(ゲージのタイプ)を初代『ヴァンパイア』・『ハンター』・『セイヴァー』の3種類から選び、キャラクターそれぞれが『ヴァンパイア』・『ハンター』・『セイヴァー』・『セイヴァー2』の4種類からキャラクタータイプを選択して戦うとのこと。(wikiより)
※私は未プレイ
 
ハイパースト2みたいなものですかね。
 

★ヴァンパイア クロニクル ザ カオスタワー(PSP)

2004年12月12日発売

 
『ヴァンパイア クロニクル』のPSP移植版。
3体のキャラクターを選んで魔界にそびえる塔を登って行く「タワーモード」と、イラストや過去の作品のエンディングなどを閲覧できる「クロニクルモード」が新たに追加。(wikiより)
※私は未プレイ
 

★ヴァンパイア ダークストーカーズコレクション(PS2)

2005年5月19日発売

 
アーケード作品全5作の忠実移植に加え、隠し要素やアートギャラリーを収録した完全版。また条件を満たすと隠しキャラの「Dee」が使用可能になる。デミトリのような格好で、必殺技がドノヴァン。
 

▲新キャラのDeeと謎の少女が対戦


▲そして専用エンディングもあり
 
オンライン対戦を求めなければ、これを買えば間違いないでしょう。これまでの完全版として色々プレイしたい、保存用、Deeを使ってみたいという人にオススメ。
 

★ヴァンパイア リザレクション (PS3、XBOX360)

2013年3月14日発売

 

 
ハンターとセイヴァーの2作品収録。
そして待望のオンライン対戦可能。

対戦相手を求めるならコレをオススメします。

やはりネット対戦は場所や時間を選ばず、経済的にも優しいです。
地方の人にとっても良いですよね。
 

ちなみに自分は今PS3に移行しています。
IDはnamiheioguです。
最近はサボりがちですが、良かったらフレ依頼やご連絡くださいw

というか、PS3自体ほとんどインしてないのでツイッターでご連絡やフォローいただけたらと嬉しいですw
アカウントは@namiheioguです。

 

■攻略本

★ヴァンパイアハンターパーフェクトガイド (ゲーメストムック EXシリーズ Vol. 3)

 
上は下のリバイバル本なのかな?
 

 
今は亡きゲーメストのムック本。
データや基本を覚えるくらいだったり、コレクター用でしょうねw
 

★オールアバウト ヴァンパイアハンター

 

上のゲーメストムックよりもデータ的価値があります。とは言え、各対戦攻略の記事はゲーメストムックより端折られてるので、両方揃えると吉だと思います。

 

★ALL ABOUT ヴァンパイアセイヴァー (ALL ABOUTシリーズ)

 
攻略・データ要素が満載。

 

★ヴァンパイアセイヴァーグラフィカルマニュアル 基礎知識編

 
今は亡きゲーメストのムック本。本当に初心者やヴァンパイア好きの保存用に。攻略要素はあまりないです。

 

★ヴァンパイアセイヴァーテクニカルマニュアル実戦活用編

 
名の通り、対戦向きの指南書。
とは言え、初心者にもオススメです。攻略記事としては、もはや15年前の内容なので古いと思いますが、基本を覚える分には良いかと思います。
 

 
さてさて、ヴァンパイアシリーズの魅力が少しでも伝われば…と思います。
是非プレイしてみてください!
 
 

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【ゲームレビュー】個人的ベスト格闘ゲーム4選【前編】